地球上には6000種類を超える鉱物がありますが、「宝石」と呼ばれるものはほんの100種類ほど。宝石ができることは、地球の起こした奇跡と言っても過言ではないでしょう。
今回は都道府県別にどのような宝石が発見されるのか、シリーズでご紹介します。
宝石の原石が生まれる鉱物
これらの条件を知ることで、宝石の成因やその大地の成り立ちに思いを馳せることが出来ますね。
ちなみに原石は研磨処理などされていないので、素人目での判断は困難です。
⚠️ 採掘の際にはルールを守りましょう ⚠️
鳥取で採れる石
鳥取県にかつて存在していた金鉱山「上地鉱山」は日本最古の鉱山とされています。
そのうちの旧岩美鉱山(通称、荒金銅鉱)の歴史はなんと1300年!
和銅年間(710年頃)元明天皇に銅を献上した際に「荒金(あらかね)」と命名されたといわれます。昭和46年に廃坑し、現在は鉱山坑廃水処理施設になっていて、坑道の総延長は29.2キロもあるのですが、旧鉱山ではめずらしく大切坑入りロから200メートルまではコンクリートで補強整傭されています。整備されたトンネルを進んでむき出しの岩肌が表れたら、まるでタイムトラベラーの気分になりそう!
坑内は予約連絡をすれば、見学することができますよ!
上地鉱山跡地のズリと呼ばれる廃石置き場では、水晶クラスターが見つかることが多いようです。山の中なので虫や野生動物などに気を付けてくださいね。