21世紀のキング オブ ダイヤモンド

グラフは1960年にイギリスで設立された高級ダイヤモンドを扱うジュエリーブランドです。 大粒で希少価値の高いダイヤモンドや、カラーダイヤモンド、そしてユニークなファンシーシェイプダイヤモンドを使用したジュエリーを得意としています。

鉱山から女性を飾るジェリーになるまで

創業者のローレンス・グラフ氏は15歳の頃よりロンドンのダイヤモンド街で、工房見習いとして働き始めました。けれども3ヶ月が過ぎた頃、若きローレンスは雇用主から「あなたのこの業界での将来はない」と伝えられてしまいます。その辛辣な助言は、グラフ氏にとって逆境へ立ち向かう大きな起爆剤となりました。

1960年、22歳になったグラフはグラフ・ダイヤモンド社を設立。その2年後、1962年にはロンドンのハットンガーデンに初店舗を構えます。その後シンガポールへと旅立ち、粒の大きい最上級の宝石を扱うグラフはブルネイ王族をはじめとするアジア諸国の富豪、中東の王族や石油王などの顧客を得るようになります。

海外での功績が認められたグラフはエリザベス女王に認められた企業が与えられる英国の賞「クィーンズアワード」を1973年に受賞。

翌年ナイツブリッジに新サロンがオープンすると「グラフには究極のダイヤモンドがある」と世界中の話題となり、ハイジュエリーブランドとして確固たる地位をものにしました。

2000年より海外への出店を開始し、現在では世界に約50店舗あり日本では2007年、ザ・ペニンシュラ東京に、アジア初となるサロンがオープンしました。

安定して貴重かつ希少なダイヤモンドを確保するために、現在、南アフリカにダイヤモンドの供給会社を保有。それとともに世界5カ所に研磨工場を持ち、熟練の職人たちがダイヤモンド加工をしています。

“鉱山から女性を飾るジェリーになるまで”をポリシーとし自社一貫のダイヤモンドカンパニーを実現したグラフ。歴史こそ浅いですが、ダイヤモンドの生産量は今や世界最大規模。なかでも世界で最多のシェアを誇る「イエローダイヤモンド」は完全無色無傷で最高品質の煌めきが、多くのセレブリティを魅了しています。

最上品質のカラーダイヤモンド

グラフの強みは最上級のカラーダイアモンドです。

その中でも「イエローダイヤモンドコレクション」はまるで太陽を手にしているような煌めきを放ちます。

ピンクダイヤモンドをバタフライのシェイプに沿ってパヴェセッティングした「ザ グラフ バタフライ コレクション」も、ブランドのアイコンのひとつ。

蝶が美しく羽根を広げた様を描いた上品なデザインは、ローレン・グラフの人生になぞらえています。