フランスの老舗ジュエラー

ヴァンドーム広場

196年の歴史を持つモーブッサンは、グランサンク(パリ5大宝飾ブランド)のひとつです。

グランサンクは名門ジュエラーの聖地・パリのヴァンドーム広場に本拠を構えてきたジュエラーを指します。モーブッサンの他に「ヴァンクリーフ&アーペル」「ショーメ」「ブシュロン」「メレリオ・ディ・メレー」が名を連ねています。

優れた細工技術と商才

その歴史は1827年、宝石細工師M.ロッシュがパリにジュエリー工房を構えたことで始まります。

1869年にロッシュのいとこのジャン=バプティスト・ヌーリーが経営責任を採る事になると、欧州を中心にその名声が少しずつ広がっていきました。SNSはおろか、テレビもラジオもまだ無い時代ですから、ジャン氏の経営能力の高さがうかがい知れますね。

1873年のウィーン万国博覧会を皮切りに、モーブッサンは数々の国際博覧会に出展しました。1878年のパリ万国博覧会でブロンズメダルを受賞。1924年、ニューヨークでのフランス博覧会ではグランプリを受賞。そしてその翌年1925年には同博覧会でゴールドメダルを受賞しました。

モーブッサンはアールデコ様式を巧みに取り入れており、それは現在のモーブッサンのデザインにも息づいています。

1946年、パリ ヴァンドーム広場に店を移転。

2002年に経営者一族からスイスの投資家ドミニク・フレモンに経営権が移るものの、モーブッサンのブランドポリシーは引き継がれます。

2009年に東京・銀座に旗艦店がオープンした際には、先着5,000名にダイヤモンドが配られ大きな話題になりました。

大胆な愛の色

モーブッサンの魅力はアールデコを彷彿させる、緻密で繊細なデザイン。「手の届くラグジュアリー」のコンセプトのもと、ハイジュエラーには珍しく価格帯の幅が広いのも大きな魅力です。

モーブッサンは創業時からカラーストーンの魅力を引き出していました。カラーダイヤモンドやアクアマリン、サファイヤ、トパーズなどの定番から、変わった所ではシトリンやスモーキー・クォーツ、ペリドットといった石も。

フランス語で「愛の色」の意味を持つクルール・ダムールコレクションでは、大粒のスモーキークォーツやアメシストを小粒のダイヤモンドやサファイアが色どりを添えます。

普段は主役のダイヤも恋する乙女の輝きにはかなわない!そんな大胆で情熱的な愛を表現しているみたいですね!