ショパールとは、160年以上の歴史を持つスイスの老舗時計ブランドです。ジュエリーに強いジョイフレー家とつながりを持ったことで、時計、ジュエリーともに高い評価を得るブランドになりました。

受け継がれる技術と伝統

ショパールの歴史は24歳で秀でた時計職人の才能を開花させたルイ-ユリス・ショパールにより、1860年にスイスのジュラ山脈にあるソンヴェリエの工房から始まります。

ルイの時計は、スイス連邦鉄道に公式時計に選ばれたりロシア皇帝ニコライ2世をはじめとする著名な顧客を得て、高い信頼性と品質を誇る「スイス時計」の評判も、共に築き上げていきました。

その後、2代目にポール-ルイ・ショパール、3代目にポール-アンドレ・ショパールが経営を引き継ぎましたが、1960年代に経営難に陥り、ポール-アンドレ・ショパールの息子たちも会社を受け継ぐ意志がないことから、会社を売却することを考えます。

そんな中、ドイツで宝飾品と時計を代々製造しているカール・ショイフレ3世と出会います。彼は偶然にもスイス時計専用ムーブメントのサプライヤーを探していました。

会社の売却を検討していたポール-アンドレ・ショパールとカール・ショイフレ3世はすぐに意気投合し契約を交わしました。

カール・ショイフレ夫妻の経営のノウハウや時計職人としての溢れる情熱により、ショパールは高級時計とジュエリーのトップメゾンとしてワールドワイドな発展を遂げます。

その後ショパールは1976年、文字盤の周りをダイヤモンドがくるくると自由に動き煌めく時計「ハッピーダイヤモンド」を発表。ハッピーダイアモンドは瞬く間に大ヒットを果たし、ショパールのアイコンウォッチとなりました。

その10年後には、カールの娘キャロラインの手がけた「ハッピークラウン」でジュエリー分野に進出を果たします。

愛あるジュエリーを

ウォッチ「ハッピーダイアモンド」のアイコニックなデザインは、ジュエリーでも目を引く存在感を放っています。大小連なるハートは、小さなハートにはムービングダイアモンド、大きなハートにはマザーオブパールやカーネリアン、ピンクオパールなどがローズゴールドの台座にはめ込まれています。リングやネックレスもかわいいですが、おすすめはバングル。向き合う形の大小のハートは手元で揺れるたびに元気になれそう。カラーストーンを色違いでチョイスして、重ね付けするのもとっても可愛いですよ!