日本を代表するジュエラー

ミキモトは真珠養殖を世界で初めて成功させた、日本を代表するジュエリーブランドです。

世界5大ジュエラーが出店するエリア、パリのヴァンドーム広場にて唯一日本のジュエラーとして店舗を構えており、クオリティの高い技術や品質は世界的に認められています。

世界初の養殖に成功

創業者の御木本幸吉氏は、1893年に35歳という若さで、世界初の真珠養殖を成功。

その成功はまさに歴史的な快挙でした。

それまで真珠は1万個の貝に数粒という偶然の産物として採れたため、極めて貴重なものでした。それを養殖によって安定した生産が可能になったことは、あのトーマスエジソンも「偉大な発明である」と絶賛したほど。

御木本幸吉氏は、養殖真珠を成功させた同年、シカゴで開催されたコロンブス万博博覧会に出展。天然真珠に決して劣らない養殖真珠のクオリティの高さは、世界各国の宝石商に絶賛されました。

その6年後の3月、彼は銀座にてミキモトの前身である「御木本真珠店」を開業し、1913年のロンドン支店を皮切りに、ニューヨーク、パリなど海外進出をはたします。

その後、戦争によって真珠養殖事業が禁止される事態に見舞われますが、戦前に海外へ進出していたため戦後の事業拡大もスムーズに進みました。

御木本幸吉氏は1954年、96歳で死去。

1972年には社名を「ミキモト」に変更。

ミキモトは時代の移り変わりに合わせて貴石を取り扱うなど、事業や経営方針を見直していくことで、時代が求めるジュエラーとして変化し続けています。

創業者の御木本幸吉氏は「世界中の女性を真珠で飾りたい」という信念を掲げていました。

その思いは御木本氏亡き後、ミキモトの社員たちに受け継がれています。

1975年には英国のエリザベス女王が、御木本真珠の加工作業を見学しました。

真珠が特にお好きだったエリザベス女王は、日本国政府より贈られたミキモトパールの4連チョーカーを愛用していました。エリザベス女王陛下の国葬では、キャサリン妃が受け継ぎ、身につけていました。

近年ではレディ・ガガやマドンナ、アンジェリーナ・ジョリーなど、数々のスターが愛用しています。

世代を超えて愛されるミキモト

ここでご紹介するのはもちろん真珠。

母から子へ受け継がれるパールネックレスは、世代を超えて愛されるジュエリーです。

厳かな式典にふさわしい連パールネックレスや、普段使いに出来る一粒パールネックレス。個性が光るバロックパールネックレス。御木本氏の「世界中の女性を真珠で飾りたい」という願いはミキモトの豊富なデザインにも表れています。

御木本氏の願いが叶うのは、もうすぐかもしれませんね。