廃棄宝石定期便で初めて宝石に触れた!という方が多くいらしゃいます!とても嬉しい事で、きっかけ作りに貢献できていることは嬉しいです!
宝石に触れてくると気になるのが「宝石の形」です。
宝石のカットと呼ばれていますが、宝石はカットによって表情が大きく変わります。
そんなカットの違いについて今回はシンプルにわかりやすくお伝えできればと思っています!
宝石の形はカットで変わる
宝石の形は「宝石のカット」を意味しています。どんな宝石も最初は鉱物の状態ですが、その後カットを施していくことによりキラキラと美しい宝石が誕生します!好きな形、嫌いな形と生まれてくると思います。
今回はその中でもわかりやすいカットを絵柄付きでまとめたのでご覧ください!
ラウンドブリリアントカット
ラウンドブリリアントカットは、比較的スタンダードなカット方法になります。ダイヤモンドを想像した時に、真っ先に思い浮かぶカットだと思います。宝石のイメージにピッタリなカット方法です。
ダイヤモンド以外でも、多くの宝石がラウンドブリリアントカットがされており、その美しさと安定感は「宝石」であることを実感させてくれるカット方法です。
ペアシェイプカット
洋梨のような形であることから「ペア=洋梨」の名前がついています。涙の形とも似ている関係で、「ティアドロップ」とも呼ばれています。大粒の宝石に施されるととても美しく輝くそうです。
ネックレス用として多く流通しています。
マーキスカット
ボートの形状のようなカットです。原石が細長い石の場合に用いられるカット方法です。マーキスとはフランス語で「侯爵」の称号を意味します。他のカットと比較すると、大きく見えることも特徴です。
オーバルカット
小判形のカットで、様々な宝石のカットに用いられます。12世紀の初頭から存在しているカットで、卵のような楕円は人気のあるカットです。
優しく上品な形で、クラシカルな雰囲気を醸し出します。
ハートシェイプカット
その名の通り、ハート型にカットされた可愛らしいデザインのカット。とても個性的ですが、好き嫌いは分かれる印象です。
主に女性人気が高い宝石となっております。
エメラルドカット
主にエメラルドのカットで用いられる手法ですが、他の宝石でも勿論用いられます。長方形に型取り、各コーナーを切り取ったシェイプにカットされるのも特徴。
平面が広くカットされてるため、インクリュージョンが多い結晶のものはかえって美しさを損なう恐れがありますが、透明度の高い結晶を用いると、とても美しい宝石に仕上がります。
プリンセスカット
1970年に開発された新しいカット方法。強い輝きが出るカット方法で、さらに落ち着いた雰囲気も演出できるカット。大粒に仕上げやすいカットですが、エッジが欠けやすいデメリットもあります。
カボションカット
カボションカットはつるんとした卵のような、丸みを帯びたカットで角度を持ちません。表面の艶感、形の美しさを表現する際に用いられます。半透明の石で多用されるカット方法で、楕円形が多く存在します。近年はペアシェイプ型のカボションカットが人気です。
他にもたくさんのカットが存在しますが、まずは上記8種類を意識するだけでも見方が変わってきます!
ぜひお手元の廃棄宝石はどんなカットか照らし合わせてみてください!