玻璃長石(サニディン)

サニディンは長石グループの一種です。

その名前はギリシャ語の「小さな板(sanis)に見える(idos)」が由来となっています。和名の玻璃長石（はりちょうせき）は玻璃(この場合はガラス)の光沢を持つという意味で名付けられました。

サニディンが含まれる「長石」は、地球の地殻に最もたくさんある鉱物ですので、世界のどこで石を拾ってみても、長石類の鉱物は見つかります。けれども綺麗な結晶というのなら話は別です。

サニディンは急激に冷やされたマグマが高温状態のイオン配列がそのまま結晶化した、高温型正長石です。サニディンは生成の過程から大きな綺麗な結晶にはなることはめったにありません。

ムーンストーンやサンストーンも同じグループに含まれます。

サニディンは、ムーンストーンと呼ばれることもあります。

ムーンストーンは正長石、曹長石など成分が異なる長石がミクロンの層で重なったことで、内部が青白く光るような「シラー効果」を持つ石です。

サニディン自体が正長石と曹長石が混じり合って形成された石で、ほとんどのムーンストーンはサニディンによって形成されています。

ではサニディンとムーンストーンの違いは？

それはシラー効果があるか・ないかです！

サニディンは宝石としてはほとんど見られませんが、奇跡的に結晶になると透明から半透明で、無色か白ワインのような薄い黄緑色をしています。

サニディン自体に石言葉ありませんが、ムーンストーンになると「幸運」「-希望」「-恋の予感」などの石言葉になります。

サニディン✕サンストーン…行動力アップ

サニディン✕ローズクォーツ…恋愛運アップ

サニディン✕シトリン…状況がポジティブに好転

浴水	太陽光	月光	セージ	塩	クリスタル	音
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