ピンクオニキスの基本情報

名称ピンクオニキス
鉱物種石英(クォ―ツ)・縞瑪瑙
硬度7
産地ブラジル・インド・ウルグアイ ほか

ピンクオニキスの特徴

オニキスは縞瑪瑙と呼ばれる、カルセドニー(玉髄)の一種です。カルセドニーとオニキスの違いは縞模様の有無で判断されますが、その境界線は曖昧で、現在では分かりやすい方の名前で流通されています。

鉱物的にはアメシストなどと同じ石英で出来ていますが、アメシストが石英の単一結晶であるのに対し、オニキスは肉眼では確認が難しいほどの細かい結晶が集まって出来ています。
そのために粒子の間に色が入りやすく、古くから人工処理(トリートメント・染色)が施された宝石として知られ、ピンクオニキスもピンクのカラーバリエーションは豊富です。

正反対のジンクス

オニキスは、元々はギリシャ神話の美の女神・ヴィーナスの爪であったとされています。

オニキスは世界各国で古くより神聖視されてきました。
けれど地域や時期によってはお守りとして愛される一方、不幸を呼ぶと忌み嫌われていたりと正反対の扱いをされたこともありました。

例えば、オニキスはキリスト教のカトリックにおいて、ロザリオに使用されることは有名な話。他にもインドやペルシャでは魔除けとして修行僧が身に着けたり、妊婦が出産の際にお腹の上に置いておくと陣痛をやわらげることが出来ると重宝されてきました。

それほど神聖視されていたオニキスですが、ヨーロッパでは「魔女の石」、中東は「悲しみの石」、そして中国では「不幸を呼ぶ石」と忌み嫌われていた時期もあったそうです。
「恋人同士が身に着けると別れてしまう」というジンクスもあったようですね。
有名なテーマパークでも似たようなジンクスがありますが、大勢の人間に愛されればその数だけエピソードが生まれるというもの。
ネガティブなジンクスよりもオニキスが「美しい」と感じた自分を信じればいいと思います。

全体で8月の誕生月石であり、7年目の結婚記念石でもあります。

ピンクオニキスの石言葉

  • 成功
  • 秘密
  • 厄除け

こんな人におすすめ!

  • 魔除けのお守りが欲しい
  • 嫌な人や悪習慣と縁を切りたい
  • 自分をもっと強くしたい
  • 他人の影響を受けないようにしたい
  • 気持ちを明るくポジティブにしたい

相性の良い石

オニキス✕アメジスト…誠実な愛を育む

オニキス✕ラピスラズリ…幸運を引き寄せる

オニキス✕ヘマタイト…生命力を活性化指せる

オニキス✕ルチルクォーツ…金運上昇・魔除け

ピンクオニキスの浄化方法

水洗いは出来ますが、水中放置は退色する原因となるので注意が必要です。

浴水太陽光月光セージクリスタル
浴水
太陽光
月光
セージ
クリスタル

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