ホワイトジャスパー

ホワイトジャスパーの基本情報

名称	ジャスパー・碧玉(へきぎょく)
鉱物種	クォーツ
硬度	7
産地	インド・ブラジル・アメリカ　ほか

ホワイトジャスパーの特徴

ホワイトジャスパーは、数あるジャスパーの中で最も希少な色となっています。
なぜかというとジャスパーは、カルセドニー・アゲートと同じ石英系のグループですが、半透明のカルセドニーやアゲートに対し、極微小粒の石英と20％を超える微細な内包物によって出来た不透明の鉱物なので、複数の色が混じりやすい性質を持っているからです。

ジャスパーは古くより世界各地で採掘されているポピュラーな鉱物です。常に人々の身近に存在し、装飾品はもちろんの事、聖なる石として文献に記されていたり薬としても扱われていました。

アニマル柄のジャスパー

白ベースに面白い柄が入ると、何に似ているのか連想してしまいますよね。
今回は動物の名がつく3つのジャスパーをご紹介。

《ゼブラジャスパー》
主に白✕黒のツートンカラー。グレー✕白のゼブラジャスパーも流通しています。
白と黒の幅は均等ではなく、白地に線状に黒が入っているものも多いです。他にも白地✕赤や白地✕茶色などがあり、「白地にと別の1色で縞模様が出来ているジャスパー」と認識してよいでしょう。7月30日の誕生日石です。

《ダルメシアンジャスパー》
犬のダルメシアンの模様にそっくりなジャスパーです。
ベースは白、または明るいベージュ色で、黒やオレンジの斑点模様が混ざりあっているのが特徴です。ダルメシアンらしい模様がはっきり見えるものほど、高品質だと言われています。卵型のルースにするとウズラの卵にも似てます。3月26日の誕生日石です。

《ホルスタインジャスパー》（メキシカンゼブラジャスパー）
ホルスタインとは乳牛のことで、白地に黒のドット模様が入っています。黒のドットという点ではダルメシアンジャスパーと同じですが、ドット模様が大きく牛を想像させることから名づけられました。誕生日石の指定はないようです。