ウォーターメロントルマリン

ウォーターメロントルマリンの基本情報

名称	ウォーターメロントルマリン
鉱物種	エルバイト・リチア電気石
硬度	7
産地	ブラジル・スリランカ・アフガニスタン　ほか

ウォーターメロントルマリンの特徴

トルマリンはホウ素を含む5分類13種類からなるケイ酸塩鉱物のグループです。
主成分がリチウムやマグネシウムや鉄などの違いによって分類されていますが、宝石になるものはほとんどがリチウムが主成分となるリチア電気石です。
種類ほどの鉱物に分けられます。

「トルマリンにない色はない」と言われるほど、多彩なカラーバリエーションが豊富ですが、その理由はトルマリンがさまざまな成分や元素が複雑に入り混じった鉱物であるためです。

ウォーターメロントルマリンは、赤と緑の2色で成り立つバイカラートルマリンの一種です。
その名が示す通り、輪切りにしたスイカのように円形のピンクを緑色がぐるりと囲んでいます。ユニークな見た目はそのままられるように、輪切りの状態で流通されることも多いです。
また、他のトルマリンよりも希少石で高額で売買されることが多いようです。

トルマリンは色が豊富だった事で、同時に産出された他の宝石と混同されることも多かったようです。
けれど1800年代終盤、鉱物学の進化と、ティファニーの宝石鑑定士ジョージ・F・クンツがトルマリン鉱床について記したことにより、トルマリンは認識されるようになりました。