アンバーの基本情報
名称 | アンバー(琥珀) |
化学名 | アンバー |
硬度 | 2-2.5 |
産地 | フィンランド・ロシア・ラトビア・ポーランド ほか |
アンバーの特徴
アンバーは、はちみつのような透き通った色味が特徴。
アンバーは和名で「琥珀(こはく)」です。お菓子の「琥珀糖」や色表現の「琥珀色」などあるように、日本では古くからなじみのある宝石のひとつです。
アンバー(琥珀)は簡単に説明すると、約3,000万年前の針葉樹から出た樹脂の化石です。
アンバーは、植物や小さな生物(昆虫など)インクルージョンがよくあります。
その大部分は、いま存在する生物たちの絶滅した祖先。それが約3,000万年前の状態で残っているのです。他にも、太古の空気が閉じ込められて出来たクラックも!
これはまさに太古の森が時空を超えて私たちの元に届いたタイムカプセル。なんともロマンを感じますね。
ちなみに硬度は2-2.5と低く、針や爪でも傷がつき、叩くと簡単に砕けてしまいます。そして火に炙ると燃えてしまう性質も。この儚さすら、アンバーの魅力なのです。
香りも高級!?
アンバーは、アラビア語で「竜涎香」を意味する「Anbar(アンバー)」が語源です。
(竜涎香とは、マッコウクジラが吐き出す体内物質のことで最上級のお香のひとつ)
アンバーは低温でも燃えてしまうのですが、この時、竜涎香に似た香りを放つ事からこの名がつきました。
アンバーは宗教や神話とも密接な関係を持っています。
仏教には「七宝」という7つの宝玉があり、その内のひとつがアンバーです。死んだ虎の魂が凝固したと考えられ、神聖視されていました。
キリスト教ではロザリオや護符をアンバーで作ると強力なエネルギーを発するとされていました。
古代ヨーロッパでも祈祷師が儀式にアンバーを使っていた形跡が確認されています。
6月2日・11月7日の誕生石です。
アンバーの石言葉
- 抱擁
- 長寿
- 繁栄
こんな人におすすめ!
- 金運アップをしたい
- 自然体で生きたい
- ストレスを緩和したい
- 人間関係を円満にしたい
相性の良い石
アンバー✕ヒスイ…人間的成長を促す
アンバー✕モスアゲート…不安・緊張をなくしリラックスさせる
アンバー✕タイガーアイ…仕事運アップ・魔除け
アンバーの浄化・お手入れ方法
浴水 | 太陽光 | 月光 | セージ | 塩 | クリスタル | 音 |
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× | × | ◎ | 〇(熱を感じない距離でならOK) | × | ◎ | ◎ |
浴水 | × |
太陽光 | × |
月光 | ◎ |
セージ | 〇(熱を感じない距離でならOK) |
塩 | × |
クリスタル | ◎ |
音 | ◎ |