クリソベリルキャッツアイ

クリソベリルキャッツアイの基本情報

名称	クリソベリル キャッツアイ
鉱物種	クリソベリル・金緑石
硬度	8.5
産地	ロシア・ブラジル・スリランカ　ほか

クリソベリルキャッツアイの特徴

クリソベリルは、火山石の一種「ペグマタイト」や「変成岩」と一緒に採掘される酸化鉱物の一種です。

ミルキーな半透明でトロリとした蜂蜜のようなミルクアンドハニーカラーと呼ばれるものが上質とされる他、レモンイエロー・ライムグリーン・オレンジ・ブラウンなど。
この石の最大の特徴はシャトヤンシー（キャッツアイ）と呼ばれる光の反射効果。
丸みを帯びたカボションカットに、銀色の線が浮かび、角度を変えると猫の目のように線が動きます。
この線は「シルク」と呼ばれる小さなインクルージョン（内包物）が平行になるようカットされていることによって作られます。

日本ブームのきっかけは首相

クリソベリルキャッツアイが歴史に登場したのは1879年のこと。
英国王子が婚約者であるプロシア王女に、美しい光の帯が入ったクリソベリルキャッツアイをエンゲージリングとして贈りました。
この出来事により、クリソベリルキャッツアイの神秘的な美しさは世界中に知られることとなりました。

世界で愛されるクリソベリルキャッツアイですが、最も大きな市場は実は日本といわれています。
そのきっかけになったのが東京オリンピック後の1960年。
日本の首相（池田勇人）がスリランカ訪問で､クリソベリルキャッツアイを家族のために1千万円で購入したと、新聞に掲載されたことでした。

この出来事をきっかけに日本女性の間で「猫目石の指輪」が大ブームとなり、今でも指輪やネックレスのほか、帯どめといった和装の小物などに使用され、幅広い年齢層から高い人気を集めています。

2月の誕生石であり8月3日の誕生日石です。

相性の良い石

クリソベリルキャッツアイ✕翡翠…自己成長力・人徳力アップ

クリソベリルキャッツアイ✕シトリン…商売繁盛

クリソベリルキャッツアイ✕ ペリドット…仕事運アップ

クリソベリルキャッツアイの浄化・お手入れ方法

長時間日光に当たると色褪せることもあるので注意が必要です。

浴水	太陽光	月光	セージ	塩	クリスタル	音
◎	◎	◎	◎	△	◎	◎