サードオニキス(サードニクス)の基本情報

名称赤縞瑪瑙(あかしまめのう)・紅縞瑪瑙(べにしまめのう)
鉱物種クォーツ(石英)
硬度7
産地ブラジル、ウルグアイ、インド、中国 ほか

サードオニキス(サードニクス)の特徴

サードオニキスは、オレンジ色や赤色の縞模様が見られるのが特徴です。鉱物としては石英からなる瑪瑙の一種であり、オレンジや赤色の縞が見られる物をサードオニキスと呼んでいます。

サードオニキスの名は、赤や茶色を指す「サード」と「オニキス」を組合わせたものとなり、サードニクスということも。

サードオニキスは古くから人々の心を掴んでいた石であり、聖書の中でもその存在を残しています。

新約聖書では都の城壁の土台は、様々宝石で飾られていたそうで、東西南北の四方を12種の宝石で囲み、その中の北の宝石の1つがサードオニキスだとされています。

「カメオ」としても使われました。古代エジプト時代にすでに誕生していたようです。古代ギリシャや古代ローマでは、カメオは装飾品としてだけでなく、お守りや印章の役割もあったようです。

彫刻する石には、サードオニキスのほか、カーネリアン、コンク貝の貝殻や瑪瑙、珊瑚などが用いられていました。当時カメオは絶大な人気を誇り、ギリシャ神話の神々や英雄などの、それぞれ好みの彫刻が彫られていたそうです。

あまりの大流行で彫刻家も増えたのでしょう。古代マケドニアのアレクサンダー大王は、優れた彫刻家であるピュルゴテス以外には 自分の肖像を彫ってはならないと布告したほどでした。

日本では縁結びで有名な出雲大社の御神体は、巨大なサードオニキスで出来ていると言われています。

結婚された若夫婦に家庭円満を願い、サードオニキスの印鑑をプレゼントする文化もありましたね。

サードオニキスは旧約聖書にも記述があり、誕生石が発祥する元になった石でもあります。
8月の誕生石であり1月25日の石です。

サードオニキス(サードニクス)の石言葉

  • 情緒の絆
  • 幸せな結婚
  • 健康
  • 夫婦和合
  • 家庭運

こんな人におすすめ!

  • 恋人や夫婦など、大切な人との絆を深めたい
  • 根気と集中力を高めたい
  • 魔除けのお守りとして
  • 健康を維持したい
  • 対人関係でよりよい関係を築きたい

サードオニキス(サードニクス)の楽しみ方

コロンと丸い石ならばワンポイントや、自分のお気に入りの石を加えたブレスレットがおすすめです。

相性の良い石

勝負運が高まる…ガーネット
パートナーとのつながりを深める…ムーンストーン
健康運を高める…ヒスイ

相性の悪い石

盲目すぎる恋愛感情になる…カーネリアン

サードオニキス(サードニクス)の浄化・お手入れ方法

浴水太陽光月光セージクリスタル
浴水
太陽光
月光
セージ
クリスタル