アンモライトの基本情報

名称アンモライト・菊石
鉱物種炭酸カルシウム
硬度3.5-4
産地カナダ・アルバータ州

アンモライトの特徴

アンモライトと聞いて頭に浮かぶのは、博物館などで展示されている灰色の化石のアンモナイトだと思います。

形状は確かにアンモナイトですが、アンモライトは、アンモナイトの化石が宝石質の状態で見つかったものを言います。

アンモライトは、約4億年前から6,600万年前まで生息していた、アンモナイトの仲間であるプラセンチスセラス(オウムガイの先祖)の化石です。普通ならばアンモナイトとなるのですが、地層の中で圧縮されながらも壊れることなく、その殻の極微細な層で構造された真珠層がそのまま奇跡的に残ったものなのです。

主成分はアラゴナイトと同じなので、アラゴナイトに変化した、と書かれている記事も多く見ます。

多くの宝石は無機物由来ですが、パールやサンゴ、マザーオブパールなどと同様に、アンモライトは、有機物由来で炭酸カルシウムが化学名となります。

アンモライトは非常に脆いので、石を貼り合わせていたり、クォーツなどで表面を覆っているものも多く見られます。

別名・バッファローストーン

アンモライトにはこんな面白い言い伝えがあります。

カナダの先住民であるブラックフット族は、ある時期、ひどい飢餓に襲われ苦しんでいました。そんな中一族の少女が薪を探して山中を歩いていると、木の根元に不思議な光を放つ石を見つけました。その石は少女に「私を集落に持ち帰れば、村に幸いがもたらされる」と言います。少女は言われた通り、集落に光を放つ石を持って帰りました。

すると翌朝バッファローの群れが村の近くに表れ、村は飢饉から救われたのです。

このことから、狩りの際にこの石がバッファローをおびき寄せると信じられ、バッファローストーンまたはイニスキン(水牛の石)の別名を持ちます。

アンモライトは1月7日の誕生日石です。

アンモライトの石言葉

  • 才能
  • 想像力
  • 幸運

こんな人におすすめ!

  • 憂鬱な気持ちを拭い去りたい
  • 潜在能力を引き出したい
  • 新しい事にチャレンジしたい
  • やる気を維持したい
  • 自分の信念を貫いて幸運を掴みたい

相性の良い石

アンモライト✕アクアマリン…精神的な余裕が生まれる

アンモライト✕ジャスパー…冷静に本質を見極める

アンモライト✕サファイア…物事に取り組む集中力を高める

アンモライトの浄化方法

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