ホワイトトパーズの基本情報
名称 | ホワイトトパーズ・カラーレストパーズ |
鉱物種 | トパーズ・黄玉 |
硬度 | 8 |
産地 | ブラジル・スリランカ ほか |
ホワイトトパーズの特徴
トパーズというと黄色のイメージがありますが、実は無色のものが最も多く産出されます。
無色透明のトパーズはダイヤモンドの代用として使用されていました。
また、現在市場に流通しているブルートパーズのほとんどは、ホワイトトパーズに放射線照射をして着色したものです。
モース硬度は8で、宝石の中では十分の硬さです。しかし、ひし形柱状のトパーズの結晶は、柱に対して垂直な方向に完全な劈開(簡単に割れる方向)があるので、トパーズはどのカラーも強い衝撃には注意が必要です。
採掘は日常的に濃い霧が発生して到達が困難といわれている紅海の島「トパゾス」でおこなわれていましたが、そのほとんどがアラビア海賊団が資金稼ぎ、船の修理のために採掘していたそうです。ちなみにトパゾスとは、ギリシャ語で「探し求める」の意味を持ちます。この島の名前がトパーズの名の由来とされる説と、トパーズの輝きが燃えているように見えた事から、サンスクリット語で「火」を意味するタパスから、という説があります。
どちらの由来も納得できますね!
特別階級の石
トパーズは古代エジプトや古代ローマの時代から知られており、初期のころより長い間スリランカが産地でした。
中世では聖職者や王室など、特別階級のみが身に着けることを許されていました。18世紀に入りブラジル産やウラル産が出始めると欧州で一般市民の注目を集めました。また、キリスト教の儀式用の宝石がホワイトトパーズであったことから、世界中にもその存在は知れ渡っていきました。
一般的なジュエリーとして流通したのは、19世紀に入ってからでした。
トパーズは11月の誕生石であり、ホワイトトパーズは4月14日・11月7日・11月13日の誕生日石です。
ホワイトトパーズの石言葉
- 浄化
- 未来創造
- 守護
- 正しき道
こんな人におすすめ!
- 失敗や過ちが多い
- 明るい未来を望む
- 感情の起伏が激しい
- 複雑な問題を解決したい
- 合理的な判断を求められる
- 人からマイナスの影響を受けたくない
相性の良い石
ホワイトトパーズ✕ムーンストーン…癒し効果・恋愛成就
ホワイトトパーズ✕シトリン…ビジネス運・金運の向上
ホワイトトパーズ✕翡翠…目標成就
ホワイトトパーズの浄化・お手入れ方法
浴水 | 太陽光 | 月光 | セージ | 塩 | 音 | 水晶クラスター |
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〇 | ✕ | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ |
浴水 | 〇 |
太陽光 | ✕ |
月光 | ◎ |
セージ | ◎ |
塩 | 〇 |
音 | ◎ |
水晶クラスター | ◎ |