ゾイサイト

ゾイサイトの基本情報

名称	ゾイサイト
鉱物種	ゾイサイト・灰簾石（かいれんせき）
硬度	6-7
産地	スペイン・ドイツ・スコットランド　ほか

ゾイサイトの特徴

カルシウムに富む岩石の変成で生じた角閃岩やペグマタイトのなかから、主に発見され、ティファニー社が青紫のゾイサイトを「タンザナイト」と命名したことにより、注目度が高まりました。
比較的新しい鉱物ですが、古代ケルトでは「霊力を授ける石」とされていた歴史もあります。

色で名が変わるゾイサイト

この石の面白い所は、カラーによって名称が異なること。
ここではどのような種類があるのか、紹介します。

・タンザナイト（青紫～青）
タンザニアで発見されたゾイサイト。
ライラックを思わせる美しい青紫～青の発色が特徴。
見る角度により灰色や紫・青と強い多色性を示す。
5月1日の誕生日石。

・グリーンゾイサイト（透明な緑）
別名「クロムゾイサイト」。
落ち着いたグリーンカラーが特徴。
透明度が高く鮮やかなグリーンほど希少性が高い。
大粒なものは殆ど市場に出回らず、非加熱・未処理が多くコレクターに人気の高い石。
4月9日の誕生日石。

・チューライト（不透明なピンク色～赤色）
不透明なミルキーピンク～赤色に発色したゾイサイト。
和名は桃簾石(とうれんせき)。
ピンクゾイサイト、ロザリンといった別名も。
6月27日の誕生日石。

・ピンクゾイサイト（透明なピンク）
タンザナイトと同じタンザニアで採掘されるため、ピンク・タンザナイトと呼ばれることも。希少価値が高く、ほとんど市場に出回らないのが実状。

・ルビーインゾイサイト・アニョライト（不透明な緑と赤）
不透明な緑のゾイサイトの中に、不透明なルビーが抱え込まれている石。
別名「アニョライト」。
6月23日の誕生日石。

・バイカラーゾイサイト
ひとつの石に複数のカラーが混在しているゾイサイト。
殆どのバイカラーゾイサイトは、無処理で非加熱。
色の出方はくっきりと分かれていたり、宵空のようなグラデーションだったり、個体差あり。

鉱物名は同じでもひとつとして同じものはありません。個性にあふれ、それぞれ違う魅力がありますね。
いつかあなたが心惹かれる石に出会えますように。

相性の良い石

ゾイサイト✕インカローズ…恋愛運アップ

ゾイサイト✕プレナイト…仕事運・金運アップ

ゾイサイト✕カイヤナイト…やる気・集中力の向上

ゾイサイトの浄化・お手入れ方法

浴水	太陽光	月光	セージ	塩	クリスタル	音
〇	〇	〇	◎	◎	◎	◎