ラブラドライト

ラブラドライトの基本情報

名称	ラブラドライト
鉱物種	フェルスパー・曹灰長石（そうかいちょうせき）
硬度	4.5-7
産地	カナダ･マダガスカル･フィンランド　ほか

ラブラドライトの特徴

ラブラドライトとは、フェルスパー（長石）族の一種です。フェルドスパーは地球上でもっとも多く存在している鉱物であり、ほとんどの岩石に含まれます。

通常は無色～黄色みを帯びた石ですが1770年カナダのラブラドル沿岸で灰色がかった青い石に孔雀の羽根のような光を放つ美しいプラジオクレースが発見され、発見された場所にちなみ「ラブラドライト」と呼ばれるようになりました。

ラブラドライトを語るうえで欠かせないのは「ラブラドレッセンス」について。
専門用語が分かりにくいとは思いますが、すこしお付き合いください。

石の内部に薄い層が積み重なった構造を光が通るときに干渉がおきて生じる輝きを「イリデッセンス」といいます。
それがラブラドライト特有の孔雀の羽のような、濃い青～緑色の輝きのものを「ラブラドレッセンス」といいます。
ちなみにムーンストーンのように、ミルキーな色合いのイリデッセンスは「シーン」「シラー」などといいます。

ラブラドライトのご紹介

「ラブラドライト」は産地や色味によって種類はさまざま。
どんなものがあるか、少しご紹介します。

・ラブラドライト
地色が灰色で、ラブラドレッセンス効果を持つプラジオクレース。

・スペクトロライト
ゆっくりと成長するため、層状の構造がしっかりとしており、強いラブラドレッセンスが現れることが特徴。通常よりも濃灰または黒の地色が多い。

・ホワイトラブラドライト（レインボームーンストーン）
地色が白く虹色のシラー効果が特徴。ホワイトラブラドライトよりも「レインボームーンストーン」と呼ばれることが多い。

そのほかにも黒地にピンクのシラー・ブルーのシラーのブラブラドライトなど。
お好みのラブラドライトに出会えるといいですね！

6月11日と8月16日の誕生日石です。

相性の良い石

ラブラドライト✕サンストーン…リーダーシップを発揮

ラブラドライト✕タンザナイト…冷静な判断に導く

ラブラドライト✕ラリマー…前向きな思考になる

ラブラドライトの浄化・お手入れ方法

浴水	太陽光	月光	セージ	塩	クリスタル	音
◎	◎	◎	◎	◎	◎	◎