スノーフレークオブシディアンの基本情報

名称スノーフレークオブシディアン
鉱物種オブシディアン・黒曜石
硬度5-6
産地インド・ブラジル・アメリカ・アフリカ など

スノーフレークオブシディアンの特徴

オブシディアンは粘性の高いマグマが急速冷却されたために結晶化せずに固まってできた、天然ガラスの一種です。

へき開(割れやすい方向)はありませんが、ガラスの性質を持っており、割れると薄く鋭利な貝殻状になるため、旧石器時代の頃より矢じりや刃物として利用されてきました。

社会の教科書で縄文時代の狩りの様子の挿絵にある武器は、オブシディアンだったと思うと感動しますね。

スノーフレークオブシディアンは夜に降る雪のように、漆黒の地に白または灰色の斑点模様が出たものをいいます。和名では「雪花黒曜石」と呼ばれることも。雪の花なんて素敵ですよね。

スノーフレークオブシディアンの白い部分は、クリストバライト(方珪石)が含有された為です。クリストバライトは、ゆっくりと冷えればクォーツ(石英)になる鉱物です。オブシディアンと同時に急速に冷やされたので、クォーツと同成分で別の物質に変わりました。

武器となった宝石

今でこそ、きれいな瞳を「黒曜石のような瞳」など美しい表現として活用される黒曜石ですが、オブシディアンは宝石としてではなく、武器などの「道具」として使われた歴史の方が長い石なのです。上記でも書きましたが、オブシディアンは天然ガラス。強い衝撃では思いも寄らない割れ方をしますので、切れ味のいい「やいば」を作るためには刃の部分を細かく削る作業をしなければなりません。現代では簡単な作業でも、工具もない旧石器時代では大変だったのではないでしょうか。あんがい現代人よりも、旧石器時代の人のほうが器用なのかもしれませんね。

刃として使われたオブシディアンなので、昔は刃物として、今では「魔を寄せ付けない」「道を切り開く」などといったパワーストーンとして、愛されています。

スノーフレークオブシディアンの石言葉

  • 愛の維持

こんな人におすすめ!

  • 悪縁を切りたい
  • 魔除けのお守りが欲しい
  • マイナス感情を振り払いたい
  • 問題を根本から解決したい
  • 道を切り開きたい

相性の良い石

スノーフレークオブシディアン✕ラピスラズリ…トラブルの根本的解決

スノーフレークオブシディアン✕ブラックオニキス…トラウマ解消

スノーフレークオブシディアン✕ターコイズ…魔除け・厄除け

スノーフレークオブシディアンの浄化方法

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