

スタッフ
みなさんはダイヤモンドを選ぶとき、何を基準にしていますか? 「カラット(大きさ)」や「輝きの美しさ」、そして「デザインや予算」で決めるのが一般的ですよね。実は、ダイヤモンドを買うときに「これ、どこで採れた石ですか?」と聞く人は、ほとんどいません。
でも今、ジュエリー業界では「産地がわからないダイヤモンド」が問題になっています。
「えっ、どういうこと?」と思ったあなた、一緒にちょっと覗いてみましょう!
🇷🇺 実はあの国がトップ?世界のダイヤの3割はロシア生まれ

実は、世界で流通しているダイヤモンドの約3割はロシアで採掘されています。 しかし、2022年のウクライナ侵攻を受けて、日本を含むG7の国々は「ロシアにお金が流れないようにしよう!」と、ロシア産ダイヤモンドの輸入を禁止するルール「制裁」を作りました。

スタッフ
「制裁」最近よくニュースで聞く言葉ですね!
「じゃあ、今お店にあるものは安心だね!」……と言いたいところなのですが、実はここに大人の事情(抜け穴)があるんです。
🇮🇳 インドに寄り道すると、名前が変わっちゃう!?

ここがダイヤモンドの不思議なところ。 世界中のダイヤモンドのなんと約95%は、インドに集まってカットや研磨(ピカピカに磨く作業)をされています。
ロシアで採れた原石も、一度インドに運ばれてキレイに磨かれると、法律上「インド産」という名前で世界中に出荷できてしまうんです。 つまり、私たちが日本のショップで「可愛い!」ときめいて見ているダイヤも、実はロシア生まれの可能性が十分にあります。アメリカの政府でも「今のルールでは、ロシア産の流通を止めるのは難しい…」と頭を悩ませています。

スタッフ
スーパーで買うお肉にも産地問題でこんな話があったような・・・・🤔
🔍 「誰の手を経てきたか」がわかる安心の仕組みへ

そこで今、宝石の世界で大注目されている仕組みが「トレーサビリティ(流通経路の追跡)」です。
お野菜やコーヒーで「〇〇さんが育てました」というお顔が見える表示、よくありますよね。🌽🍆🍓あのお顔が見える仕組みを、ダイヤモンドでもやろうとしています💎。 これまでは、磨く段階でいろんな国の石がごちゃ混ぜになっていたため、「このダイヤは100%ここから来ました!」と証明するのが難しかったのです😔。
そこで、有名ブランドのデビアス(De Beers)などは、最先端のブロックチェーン技術*を使って、「採掘されてからあなたに届くまで」をバトンリレーのように記録する仕組み(Tracrなど)を開発中。業界全体で「身元がはっきりした安心な石」を選べる時代へシフトしています。
✨ これからは「ストーリー」も輝きの一部に

パライバトルマリンという宝石は産地によってお値段が5倍も変わったり、アコヤパールは産地そのものがブランドになっていたりします。 これまでのダイヤモンドは「4C(品質の評価基準)」さえ良ければ産地は関係ないと言われてきました。
でもこれからは、「どこで生まれて、どんな風に大切に磨かれて、私の元へ来てくれたのか」というストーリーも、ダイヤモンドの新しい価値になっていきます。
次にジュエリーショップを訪れたときは、デザインだけでなく「この石のストーリー」にも少し耳を傾けてみると、もっと愛着が湧くかもしれませんね 💍✨

スタッフ
石が通ってきた道を想像して、世界旅行をしている気分が味わえそう♪


