いて座の星座石

【守護惑星】 木星
【守護神】主神 ゼウス

いて座ストーリー
いて座のモデルは、ケンタウルス族の賢者・ケイローンと言われています。
ケンタウルス族は上半身が人、下半身が馬の姿を持ちます。
賢者であるケイローンは医術の他、音楽や哲学、占星術や武術の技など、あらゆる学術に長けた人物でした。そのためケイローンを師匠に仰ぐものは多く、太陽神アポロンの息子・アスクレピオスはケイローンに医術を学び、のちに医術の神となっています。
また弓の名手でもあったケイローンは、英雄・ヘラクレスの弓の師匠です。
ある日、ヘラクレスがケンタウルス族の友人2人と酒を酌み交わしていた際、ケンカが起きてしまいます。2人のケンタウルスも強いですが剛腕のヘルクレスには敵いません。
逃れるためケンタウルスの2人は洞窟へ逃げ込こみますが、ヘラクレスは逃げ場のない洞窟へ毒矢を打ち込みます。
けれどもその洞窟はヘラクレスの弓の師匠であるケイローンの住居であったため、不幸にもヘラクレスの放った毒矢はケイローン膝へと命中してしまったのです。
矢の毒は医術に長けたケイローンでも解毒できないヒドラの猛毒です。人間なら一瞬で死に至る猛毒ですが不死のケイローンに死ぬことは敵わず、猛毒にもがき苦しみました。
とうとう苦しみに絶えきれなくなったケイローンは、ゼウスに不死の魂を解いてもらい、穏やかな死を選びました。
そしていままでの功績を讃えられたケイローンは、天に上り、いて座となりました。

いて座の星座石に選ばれた石はヒーリング効果のある石ですね。賢者として名をはせたケイローンの懐の深さの表れでしょうか。
杉石・チャロアイト・アメシストといった紫の色が多いのは、高貴な人格者を指しているのかもしれません。
いて座 こんな人
・ユニーク
・自由を何よりも愛する
・すぐ顔にでる
・好奇心が強く冒険好き
・面白いものに飛びつく
・オリジナリティあふれる個性
・落ち着きがない
・おおざっぱ
・とことん極める職人気質
・おしゃべり
・刺激を求める
・孤高の存在