パライバ・トルマリン

パライバ・トルマリンの基本情報

名称	パライバ・トルマリン
鉱物種	トルマリン・リチア電気石（銅リチア電気石）
硬度	7-7.5
産地	ブラジル(パライバ)・アフリカ・ナイジェリア　ほか

パライバ・トルマリンの特徴

トルマリンは複雑な鉱物組成を持ち、化学式ではホウ素を含む5分類13種類からなるケイ酸塩鉱物のグループです。圧力・熱・摩擦などで静電気を帯びる性質から、「リチア電気石」「エレクトリックストーン」とも呼ばれています。

「色の宝庫」と呼ばれているほど多彩なトルマリンは、色によって価値に違いがあり、非常に鮮やかなネオンブルーを持つパライバトルマリンは、トルマリンの中では「別格」といえるほどの価値を持ちます。

その発色は微量成分の銅やマンガンを含むためと考えられています。

見る角度で色・濃淡が変化する二色性の性質があるほか、ごくまれに猫の目のような光の筋がでるシャトヤンシー（キャッツアイ効果）が表れる石や、白熱灯と電球灯下で色が変わるカラーチェンジタイプもあります。

トルマリンの名前の由来は、シンハラ語で「宝石の砂礫」を意味する「トゥラマリ」から。

世界三大希少石のパライバトルマリン

それまでのトルマリンにはない鮮やかなネオンブルーが特徴のパライバトルマリンは、アレキサンドライト、パパラチアサファイアとともに「世界三大希少石」に並べられています。

パライバトルマリンは1987年にブラジルのパライバ州で発見されました。翌年の1989年の一年間では多く産出されましたが、それ以降はほとんど産出されなくなり、パライバ産のトルマリンで１カラット以上のサイズはめったにありません。

その後、ブラジルやアフリカなどでも発見されましたが、年々減少価値が上がっていることは変わりません。

パライバトルマリンは9月15日の誕生日石です。

相性の良い石

パライバトルマリン✕ペリドット…新しい人脈を築く・円滑な人間関係

パライバトルマリン✕ターコイズ…目標達成・前向きに進む

パライバトルマリン✕ブラックスピネル…困難に打ち勝つ

パライバ・トルマリンの浄化方法

浴水	太陽光	月光	セージ	塩	音
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