オイルインクォーツ

オイルインクォーツの基本情報

名称	オイルインクォーツ
鉱物種	クォーツ・油入り水晶
硬度	7
産地	パキスタン・アラブ諸国　など

オイルインクォーツの特徴

オイルインクォーツは、その名の通りオイルのインクルージョンがあるクォーツのことです。

この中のオイルは石油ですが、オイルの色は無色・黄・褐色・緑・黒などがあり、これはオイルの酸化具合によってカラーが変わると考えられています。黄色のオイルインクォーツが一般的ですが、色が薄いほど高品質とされています。そのほか「石油」「空気」「炭素」の3つが認められるものが良いとされています。

クォーツは、噴火の際にマグマの熱によって酸素とケイ素が水に溶かされた後に冷えて結晶化したものです。世界中の火成岩・変成岩・堆積岩で採れ、地殻を構成する重要な鉱物です。クォーツの生成の過程で空洞が生じ、そこに石油が閉じこまれた状態で結晶化が進みオイルインクォーツが形成されます。

石油の産出国で多く採れますが、アメリカ・ニューヨークで採れるハーキマーダイヤモンドなどでもオイルインのものがあります。

ひとつの石に複数箇所でオイルが含まれる事が多く、カットや研磨などといった加工には不向きです。両端がとがった形(両錐水晶)の原石の状態で、そのまま流通されることが多いです。

オイルインクォーツの蛍光性

オイルインクォーツの一番の特徴は、ブラックライトを当てることでインクルージョンであるオイルがネオンカラーに光ること。

人間が生存していない遥か太古のオイルが、時空を超えて現在にあると考えると幻想的に輝きが更に美しく見えます。

オイルの色や入り方は石によって違いがありますが、小さな気泡がいくつも含有しているものが一般的です。

オイルが少量だったり、色が分かりにくいなどの場合は、ブラックライトを当てて初めて「オイルインクォーツだった！」と気づくことも。

相性の良い石

オイルインクォーツ✕バイカラーフローライト…潜在能力の開花

オイルインクォーツ✕ローズクォーツ…恋愛・結婚・出産のお守り

オイルインクォーツ✕ブラックオニキス…危険回避・魔除け効果

オイルインクォーツの浄化方法

浴水	太陽光	月光	セージ	塩	音
◎	✕	◎	◎	◎	◎