ペクトライトの基本情報

名称ペクトライト
鉱物種ペクトライト・ソーダ珪灰石
硬度4.5-5
産地ドミニカ共和国・バハマ・チェコ共和国

ペクトライトの特徴

ペクトライトは、珪灰石グループのケイ酸塩(イノケイ酸塩)鉱物です。

ペクトライトは白や灰色の発色が多いですが、微量成分にマンガンが含まれると、柔らかな色合いのピンクになります。また、銅やバナジウムが含まれることで青~水色になり、こちらはラリマーと呼ばれます。

繊維状や、針状のもの緻密に固まった塊で採掘されることが多いことから、ギリシャ語の「緻密」「硬い」などを意味するペクトスが、名前の由来となっています。

繊維状、針状の結晶の性質は、ごくまれに、一条の光が猫の目のように表面に現れるシャトヤンシー(キャッツアイ効果)が出るものがあります。

シャトヤンシーは比較的ピンク色のペクトライトに表れることが多いようですよ。

ピンク色のペクトライトは他のペクトライトと分けるために「ピンクペクトライト」「ピンクラリマー」と呼ばれますが、産出は少なく、水色の「ラリマー」に比べると知名度は低いです。けれども柔和な色合いのピンク色は、今後人気が出てくることも考えられます。

一線を画す水色

ペクトライト自体は、1828年にイタリアで発見されました。その後、ペクトライトは世界各地で見つかりましたが、宝石としての価値を見いだせる石ではありませんでした。

それから100年以上経過したのち、カリブ海に面したドミニカ共和国の海岸でアメリカ人のノーマン・ライリング氏とドミニカ人の地質学者ミゲル・メンデス氏により、ブルーのペクトライトが発見されました。

まるでカリブ海の海を切り取ったような青と白を持つペクトライトは、その美しさから一気に人気に火がつきました。

当初は「ブルーペクトライト」と呼ばれていましたが、のちにメンデスの愛娘「ラリッサ」とスペイン語で海を意味する「メール」を合わせた「ラリマー」と命名されました。

ペクトライトの誕生日石はまだ決まっていないようですが、ラリマーは6月8日と7月24日の誕生日石です。

ペクトライトの石言葉

  • 安らぎ
  • 愛と平和

こんな人におすすめ!

  • 新たな運気を得たい
  • ストレスの回避
  • 穏やかな心でいたい
  • 神秘的なエネルギーを感じたい

相性の良い石

ペクトライト✕クンツァイト…良好な人間関係を築く

ペクトライト✕ アイオライト…目標のための努力を促す

ペクトライト✕チャロアイト…疲れたり乱れた心を落ち着かせる

ペクトライト✕ラブラドライト…良い出会いを引き寄せる

浴水太陽光月光セージクリスタル
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