ヘマタイトの基本情報
名称 | ヘマタイト |
鉱物種 | ヘマタイト・赤鉄鉱 |
硬度 | 5-6 |
産地 | イギリス・イタリア・アメリカ ほか |
ヘマタイトの特徴
漆黒の光沢をもつヘマタイトは火山活動などの影響で出来た鉄の酸化鉱物です。
ヘマタイトの名前の由来はギリシャ語で、血を意味する「ヘマ」からきています。また原石が腎臓に似た形で産出されるものもあり、「腎臓石」の別名も。
ヘマタイトはごくまれに磁気を帯びるものがあります。けれども流通しているヘマタイトで磁気を帯びた石はほとんどが人工的に加工されたものです。
ヘマタイトは磨くといぶし銀のような鏡面になります。派手すぎない渋い輝きは主に男性に好まれ時計やアクセサリーとして愛されています。
黒いのに由来は「血」?
これはヘマタイトの「条痕色」が関係します。
鉱物の中には、見た目の色と粉末にしたときの色(条痕色)が変わるものがあります。
ヘマタイトもその性質を持つ石です。見た目は黒ですが、粉末にすると血を連想させる赤色になるので「ヘマタイト」の名前が付けられたのですね。
豆知識として、血液を赤く見せる色素「ヘモグロビン」も、同じ由来から名付けられています。
古代ローマの時代より止血などの治癒効果があると信じられ、ローマ神話の戦いと農耕の神「軍神マルス」の加護を得られるとして、戦場に行く兵士の守護石になっていたようです。
またヘマタイトは、NASAの火星探査機の調査で、火星にも多く存在する鉱物だと分かりました。ちなみに前文の「軍神マルス」、英語では「マーズ」(Mars)。そう、火星と同じなんです!ヘマタイトと火星の不思議な繋がりを、古代ローマ人は感じ取っていたのでしょうか?ロマン溢れる素敵な話ですね!
1月11日・6月20日・10月13日の誕生石
ヘマタイトの石言葉
- 生命力
- 勇気
- チャレンジ
- 勝利
こんな人におすすめ!
- 意思を強くして勝負強さを発揮したい
- 魔除けのお守りとして
- 悪夢をよく見る
- 達成したい目標がある
- 他人に振り回されない意志を持ちたい
- 困難を乗り越える力が欲しい
相性の良い石
ルチルクォーツ✕ヘマタイト…ビジネス運・金運アップ
ヘマタイト✕オニキス…悪縁を断ち切る
ヘマタイト✕タイガーアイ…仕事チャンスを掴む
ヘマタイト✕ガーネット…恋愛成就
ヘマタイトの浄化・お手入れ方法
浴水 | 太陽光 | 月光 | セージ | 塩 | 水晶 | 音 |
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✕ | ◎ | ◎ | ◎ | ✕ | ◎ | ◎ |
浴水 | ✕ |
太陽光 | ◎ |
月光 | ◎ |
セージ | ◎ |
塩 | ✕ |
水晶 | ◎ |
音 | ◎ |