アマゾナイトの基本情報

名称アマゾナイト
鉱物種マイクロクリン・微斜長石・天河石(てんがせき)
硬度6-6.5
産地アメリカ・ブラジル・カナダ ほか

アマゾナイトの特徴

アマゾナイトはマイクロクリン「微斜長石」の一種で、本来の微斜長石は白色ですが、黄・赤・緑などの発色もあります。
アマゾナイトは不透明でありながらも澄み切った空を思わせる青色や青緑色・緑色など美しい色をしています。その発色は微量成分の鉛の作用と言われていますが、鉛が検出されないものもあるので、いまだ解明されていない部分もあります。単色結晶は少なく、白の流れ模様が入ります。
ごくまれに、肉眼では白の流れ模様が見えない石もあり、そういったアマゾナイトは翡翠やトルコ石に見えることから「アマゾン・トルコ」や「アマゾン・ジェード」などと呼ばれます。

アマゾンとは無関係!?

てっきりアマゾン由来のネーミングかと思いきや、実はアマゾンとは全く関係のないアマゾナイト。
なぜそうなった!?
アマゾナイトの名の由来には2つの説が。

《宝石商の勘違い説》
ある宝石商がアマゾンより離れた地で、青緑色の微斜長石を手にしました。宝石商はこの美しい石の出所を探します。そしてアマゾン川流域の地で、屑石の中から青緑色の石を発見。(この時の石はアゲートではないかと言われています)宝石商はその石が自分の石と同じものだと勘違いしてしまいます。
そして、アマゾンで見つけたから「アマゾナイト」の名で市場に持ち込みました。

《神話説》
ギリシャ神話に登場する女人族「アマゾネス」にちなみ名付けたと言われています。
そもそもアマゾン川の名の由来も、川の雄大さと空の色にギリシャ神話の世界を見出し、探検家「フランシスコ・デ・オレリャーナ」が命名したと言われています。

アマゾナイトは5月1日と6月29日の誕生日石となっています。

アマゾナイトの石言葉

  • 強い心
  • 希望
  • 芸術
  • 才能

こんな人におすすめ!

  • 強い心を持って未来を開拓したい
  • 夢や希望を持ちたい
  • 自己表現を豊かにしたい
  • 自分の才能を発揮したい

相性の良い石

アマゾナイト✕グリーンアメジスト…ストレスを浄化

アマゾナイト✕アベンチュリン…ネガティブなエネルギーから守護

アマゾナイト✕ブルーレースアゲート…穏やかな人間関係を育む

アマゾナイト✕ラピスラズリ…直観力・創造力の向上、潜在能力を引き出す

アマゾナイトの浄化・お手入れ方法

熱すると白色に変色するので、長時間の日光にはご注意ください。

浴水太陽光月光セージ水晶クラスター
浴水
太陽光
月光
セージ
水晶クラスター