スカイブルートパーズ

スカイブルートパーズの基本情報

名称	スカイブルートパーズ
鉱物種	トパーズ・黄玉
硬度	8
産地	ブラジル・モザンビーク・ナイジェリア　など

スカイブルートパーズの特徴

和名で黄玉とあるように、かつて「トパーズ」は黄色の石を表した言葉でした。
しかし最近ではブルートパーズの方が私たちの身近にあるような気がします。
トパーズは無色のものが最も多く、他には黄・ピンク・水色・シェリー酒色のカラーがあります。

ブルートパーズは青の色味により名称が変化します。
代表的な名称はスカイブルートパーズ・スイスブルートパーズ・ロンドンブルートパーズの三点。他に最も希少価値の高い「ロシアンブルートパーズ」があり、こちらは天然で濃い青色をしています。

スカイブルートパーズはこの中で一番淡い水色をしています。
まれに見つかる天然のブルートパーズは、たいていがこのスカイブルートパーズのように薄い水色をしていて、多くは強い光にさらされると退色してしまいます。

1970年ごろから無色のトパーズをブルーにする研究が重ねられ、放射線処理と加熱処理により、現在の様に安定した色味のブルートパーズが流通されるようになりました。

ブルートパーズは色が濃いほど高価となるため、一番淡い色のスカイブルートパーズはブルートパーズの中でもっとも手軽に入手出来る石となります。

スカイブルートパーズは想像性や表現力をアップさせるといわれており、芸術的な側面を持っています。

清らかで品のあるブルー

スカイブルートパーズは、ほどよい青色の濃さと彩度をもっており、きれいに晴れ渡った青空を思わせることからこの名前がつきました。
夕闇が遠のいた明け方、雲一つない清らかな冬の空に似ていますね。
バランス良くすべての要素がまとまっているので、誰が見ても「美しい」と感じ、どの年齢層でも広く受け入れられるブルーと言われています。
トパーズは11月の誕生石でありブルートパーズは11月19日の誕生日石です。