ブランデーシトリン

ブランデーシトリンの基本情報

名称	シトリン
鉱物種	クォーツ・石英（水晶）
硬度	7
産地	ブラジル、インド、アフリカ　ほか

ブランデーシトリンの特徴

シトリンの名前は柑橘系樹木「シトロン」からきています。その訳はシトリンがレモンのような淡いイエローが特徴の石だからです。
ブラジルをはじめとした様々な場所で採れるシトリンですが、その中でも色が濃いものはブランデーカラーとして好まれているようです。

発色の要因は主要成分の二酸化ケイ素に鉄の微量成分が含まれたため。
しかし天然シトリンはアメシスト（アメジスト）よりも珍しく、希少価値も高いため、現在市場に出回っているシトリンの多くはアメシスト（アメジスト）に加熱処理を加えて黄色に発色させています。
アメシスト（アメジスト）を500度超に加熱すると、紫の発色因子でもある鉄の電子状態が変化します。それによって紫のアメシスト（アメジスト）が黄色のシトリンとなります。

この加熱処理、色の濃いアメシスト（アメジスト）ほど色の薄いシトリンに仕上がり、色の薄いアメシスト（アメジスト）ほど色の濃いシトリンになることが多いようです。なんとも不思議で面白いですね！

癒しと金運効果！？

昔から”商人の石”と呼ばれるシトリンは、「事業運や金運を高める効果」を持っていると言われています。仕事でチャンスが来た時、結婚や引っ越しなど人生の転機となるような時にシトリンを置くと、物事が順調に進み、より良い結果へと導くとされています。

シトリンのもう一つの効果は「癒し」。
イライラした感情が体にたまって落ち着かなかったり、気持ちの浮き沈みは激しくて疲れを感じた時。そんな時ヒーリング効果のあるシトリンをおなかに乗せてリラックスしてみましょう。疲れた心と体のデトックスができるそう。

落ち着いて冷静な判断ができるようになることが、事業運や金運へ繋がるのかもですね。