オレンジジェイド

オレンジジェイドの基本情報

名称	オレンジジェイド・翡翠（ひすい）
鉱物種	ジェダイト・硬玉
硬度	6.5-7
産地	ミャンマーほか

オレンジジェイドの特徴

ひと言でオレンジ色といっても、その色は太陽のようなオレンジ色から、甘いみかんのようなオレンジ色まで様々です。

ジェイドというのは、翡翠のことを言います。オレンジジェイドはそのまま「オレンジ色の翡翠」のこと。オレンジジェイドは「ジェダイト（硬玉）」に含まれます。

多くの人がイメージするジェダイトは緑色かと思いますが、オレンジ色のジェダイトも存在し、それはジェダイトの中でも希少価値が高いものとなっています。

かつてオレンジジェイドは、権力のシンボルとされていて、身分の高貴な人にしか持つことを許されていなかった時代もあるほど。

古代中国ではヒスイを珍重し、身分ある男性たちは第一夫人にはヒスイを贈ったとされています。

また薬として使用されていたこともあり、中国では肝臓や腎臓の病気に効果があると言われていました。ジェイドの語源自体も、スペイン語で「脇腹の石」を意味し、赤ん坊のお腹に石を添えると腹痛を癒す効果があると信じられていたようです。

ジェイド（翡翠）は、「ジェダイト（硬玉）」と「ネフライト（軟玉）」に分けられます。
古来ではどちらも同じ「翡翠」とされていました。

しかし現在では翡翠と呼ばれるのは「ジェダイト（硬玉）」のみとなり、現在「ジェード」の呼び名は翡翠と呼ばれる石全ての総称になっています。

ジェイドと呼ばれる石は、ネフライト・クリソプレーズ・アベチュリンクォーツ・フクサイト・サーペンティンなどなど。これら緑色で不透明～半透明の石が、まとめてジェイドと呼ばれる事があります。

12月23日の誕生石です。