ピンクトパーズ

ピンクトパーズの基本情報

名称	ピンクトパーズ
鉱物種	トパーズ・黄玉
硬度	8
産地	ミャンマー・ブラジル・パキスタン　ほか

ピンクトパーズの特徴

ピンクトパーズは天然で未処理のものと、オレンジ色のトパーズを加熱処理でピンク色にしたものとあります。流通しているピンクトパーズのほとんどは加熱処理のされているもので、天然の未処理のものは希少でめったに流通されません。

ピンクトパーズは、全体的に淡い色が多く、「赤が薄くなったピンク」というよりも「赤紫が薄くなったピンク」の色合いです。色が濃いほど価値も上がりますが、残念ながら暗い色味が強いと価値は下がります。私個人としては、暗い色のピンクトパーズも大人っぽくて好きです。

ピンクインペリアルトパーズ

FタイプとOHタイプ

トパーズにはFタイプとOHタイプがあります。これはフッ素(F)と水酸基(OH)の含まれる割合で分かれていますが、Fタイプは日光に弱く紫外線によって退色しますが、OHタイプは日光で退色することがありません。

大雑把に分けるとシェリー酒色のインペリアルトパーズとピンクトパーズは、OHタイプ。それ以外の水色・黄色・白・ピンクはFタイプになります。

「ん！？　Fタイプにもピンクトパーズが入ってる！」と気付きました？

OHタイプのピンクトパーズは加工処理されたもの。Fタイプは未処理のものとなります。

かつては日本でもFタイプのピンクトパーズが採れたそうですよ。

世界的に有名なピンクトパーズは、スウェーデン王室が所有するパリュール(ティアラ・ネックレス・イヤリング・ブローチのセット)です。

元々はロシア皇帝・パーヴェル１世が娘マリアの結婚祝いに作らせたジュエリーですが、今はご縁あってスウェーデン王室へ。

ダイヤモンドに囲まれたピンクトパーズは驚くほど大粒！一見の価値あり！

ピンクトパーズは1月28日の誕生日石です。

相性の良い石

ピンクトパーズ✕ホワイトトパーズ…魔除け効果

ピンクトパーズ✕ペリドット…人間関係を良好にする

ピンクトパーズ✕ルビー…恋愛運・結婚運が向上

ピンクトパーズ✕ガーネット…目標達成に導く

ピンクトパーズの浄化方法

浴水	太陽光	月光	セージ	塩	音
◎	✕	◎	◎	◎	◎