ブルースピネル

ブルースピネルの基本情報

名称	ブルースピネル
鉱物種	尖晶石（せんしょうせき）
硬度	7.5-8
産地	ミャンマー・スリランカ

ブルースピネルの特徴

スピネルは化学組成の違う21種類に分かれたグループの総称となります。
発色が美しく「宝石」に分類されるスピネルは、アルミニウム系列のマグネシアスピネルがほとんどになります。
本来の色は無色透明ですが、クロム・鉄・亜鉛マンガンなどの微量成分が含有されることによって赤・青・緑・黄・黒・褐色などの、さまざまなカラーバリエーションが生まれます。
その中でブルースピネルは鉄とコバルトにより青の発色が表れています。

名称は原石が正八角形で先端が尖っていることから、ラテン語で「とげ」を意味するスピネッラに由来します。

古来より存在する鉱物ですが、18世紀末頃に呼び名が定まるまでは、コランダムと勘違いされていました。インドではルビーにも人と同様にカースト制度を引用して珍重されていましたが、一番を除いた三階級はスピネルだったと伝えられています。

ブルースピネルとコバルトスピネル

どちらもブルーの色味のスピネルですが、その色味の違いから区別されています。

ブルースピネル…鉄が多くコバルトが少ないもの
コバルトスピネル…鉄が少なくコバルトが多いもの

ブルースピネルはグレーやグリーンがかった色味が多く、落ち着いた暗めのブルーになります。コバルトスピネルの方が、鮮やかな明るいブルーの見た目の石が多いです。
コバルトスピネルの方が流通量が少ないですが、どちらも人気のあるスピネルです。

2021年に日本の誕生石が63年ぶりに改定され、スピネルは8月の誕生石に認定されました。豊富な色味がある石なので、毎年違うカラーを誕生日プレゼントにするのも楽しいですね。
ブルースピネル、コバルトスピネル共に9月20日の誕生日石です。

相性の良い石

ブルースピネル✕ガーネット…目標達成を促す

ブルースピネル✕ブラックオニキス…学業・仕事運アップ

ブルースピネル✕トルマリン…新しい事に挑戦する勇気が湧く

ブルースピネルの浄化方法

浴水	太陽光	月光	セージ	塩	クリスタル	音
◎	◎	◎	◎	◎	◎	◎