ピンクアメシスト

ピンクアメシスト（ピンクアメジスト）の基本情報

名称	ピンクアメシスト（ピンクアメジスト）
鉱物種	クォーツ・石英（水晶）
硬度	6.5-7
産地	アルゼンチン

ピンクアメシスト（ピンクアメジスト）の特徴

アメシスト（アメジスト）は紫色のクォーツで、二酸化ケイ素でできており、世界各国で産出される。
しかしピンクアメシスト（ピンクアメジスト）はアルゼンチンで2017年に発見されたばかりの新種となっています。

ピンクアメジストのピンク色は酸化ケイ素の中に微量に含まれた鉄によるもの。これはアメシスト（アメジスト）の紫も同様で、同じ鉄が含まれていても、ピンクになるのか、紫になるのかは神ならぬ、地球だけが知るところ。

近年発見されたばかりということと、産地がアルゼンチンのみということもあり、流通されているものは原石の結晶がほとんどです。石本来の飾らない美しさを堪能できますね。

古くから愛された守護石

アメジストの歴史は古く、新石器時代にはすでに装飾につかわれていました。
世界各地の神聖な儀式に多用され、イスラエルの大司祭が胸当ての第9番目にアメジストを入れていたり、中世では王冠と司教の指輪となったり、兵士のお守りとしても使用されました。

古くから魔除けとして重宝されたアメジストですが、一方で「愛の願いを叶える石」としても人々に愛されてきました。そのなかでもピンクアメジストは、「真実の愛を守り抜く石」と言われています。女性的な優しい色合いのピンクアメジストは本来の浄化作用に加え、愛情深い感性を高め、より良い幸運や人間関係へ導くことでしょう。

アメジストは二月の誕生石とされています。