
「ダイヤモンド」と聞くと、アフリカなどの巨大な鉱山や、豪華なジュエリーを思い浮かべる方が多いかもしれません💍✨
しかしなんと、日本の長崎県でダイヤモンドが見つかった記録があるんです!
どこで見つかったの?🔬
2018年、長崎県西海市にある「西彼杵(にしそのぎ)変成岩」と呼ばれる約1億年前(白亜紀)の岩石で発見されました⛰️
泥質片岩という岩石の中に、1ミクロン(1ミリの1000分の1!)以下という極小の結晶として隠れていました。もちろん肉眼では見えず、電子顕微鏡や特殊な光(ラマン分光法)を使った精密分析によって初めて確認されました👀✨
2020年に、熊本大学の西山忠男名誉教授を中心とする研究チーム(富山大学、愛媛大学、東北大学、金沢大学など)によって、変成岩からの発見としては日本で初めて報告されました🎉

スタッフ
1ミリの1000分の1という小ささだけど、まさか日本にあるとは思わなかった!
なぜ地質学者たちが大興奮したのか?🤯
ダイヤモンドができるには、途方もない超高圧(地下深くの環境)が必要です💎⚡ 通常は、マグマが一気に噴き上がる火山岩(キンバーライト)や、巨大な大陸同士がドカンと衝突した場所で見つかります。
一方、長崎の西彼杵変成岩は、これまで「地下30kmくらいの比較的浅い場所でできた岩石」と考えられていました。
ところが、マイクロダイヤモンドが見つかったということは…… この岩石はかつて地下120km以上のマントルの深さまで沈み込み、超高圧を経験したあとに再び地表まで戻ってきたことを証明しているのです!🚀🕳️
海側のプレートが沈み込む場所で、これほど深く潜って生還した例は、世界でもイタリア・アルプスに次ぐ2例目という超ウルトラ級のレアケース。日本の列島がどうやって作られたのかという歴史を書き換える大発見となりました📝✨

石が教えてくれる、地球のダイナミックな旅🌏

指輪に留めるダイヤモンドとは違い、顕微鏡でしか見えないミクロの粒💎 けれど、「まさかこんな場所にあるはずがない」と思われていた日本の岩石の中に、地球深部へ潜った証拠がそっと刻まれていました。

スタッフ
石はただそこにあるだけでなく、私たちが想像するよりもずっと壮大な大冒険を経て、今ここに届いているのかもしれませんね。
参考:Nishiyama et al. (2020) Scientific Reports、熊本大学プレスリリース、関連地質学研究


