トリフェーン

トリフェーンの基本情報

名称	トリフェーン（トリフェイン・トライフェーン）
鉱物種	スポデュメン・リシア輝石
硬度	6.5-7
産地	アメリカ・カナダ・日本・ブラジル・マダガスカル　など

トリフェーンの特徴

透明感のある黄色や黄金色が特徴のトリフェーンは、リチウムとアルミニウムを主成分としたケイ酸塩鉱物です。鉱物としてはリシア輝石・スポジュメンと呼ばれる石で、リチウムの原材料となる石です。

リシア貴石は主成分のひとつであるアルミニウムが別の成分に置き換わることで別の発色を見せ、色によって宝石名が変わります。

色によって変わる宝石名

• 白・黄色・黄金色…トリフェーン
• 紫・ピンク色…クンツァイト
• 緑色・淡い青緑色…ヒデナイト

クンツァイトはアルミニウムがマンガンイオンに、ヒデナイトはアルミニウムがクロムイオンに置き換わることで発色していることが分かっています。けれども、トリフェーンの発色要因は未だに解明されていません。

トリフェーンは1877年、ブラジルのミナス·ジェライス州で発見されました。クンツァイト・ヒデナイトを含む3つの石の中で最初に発見された宝石なのですが、発色要因がいまだ分からないというのは不思議ですね。

名度が低いトリフェーンは、「イエロークンツァイト」「イエロースポジュメン」と呼ばれることもあります。

トリフェーンの特徴として角度によって色が違って見える多色性があります。

名前の由来となっているギリシャ語で「3つの顔」を意味する「triphanēs」はこの特徴から来ています。

傷付いた心を修復

「癒しのヒデナイト」「自己愛を高めるクンツァイト」、トリフェーンは人間関係のトラブルや失恋などのトラウマによる精神的ダメージの修復に作用します。

トリフェーンは情報の整理能力をサポートしてくれる石。いつも堂々巡りの思考回路をすっきりさせ、客観的な捉え方を自然と促します。その結果、問題解決につながりやすくなります。場合によっては冷静な判断をすることで人間関係の断捨離につながることも。

結果的にそれが傷付いた自分を助けることにつながります。

相性の良い石

トリフェーン✕シトリン…不安解消

トリフェーン✕プラシオライト…メンタルバランスを整える

トリフェーン✕リビアングラス…精神を強化・ストレスを跳ね除ける

トリフェーンの浄化方法

浴水	太陽光	月光	セージ	塩	水晶	音
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