
ピンクパールの基本情報
名称 | パール |
鉱物種 | 炭酸カルシウム |
硬度 | 2.5-4.5 |
産地 | オーストラリア・インドネシア・日本など |
ピンクパールの特徴
パールは生物によって作り出される宝石です。
生きている貝の中に異物(パールの核)が混入することで、貝は自分の体を守るために貝殻と同じ成分で異物をコーティングします。数か月~数年の時間を経て、貝は異物を包み込みパールを形成していきます。
パールは天然・養殖・海水・淡水と、様々な環境で作られますが、天然真珠はとても少なく、市場に流通されている多くは養殖真珠です。
パールの輝きは「てり」といい、表面に近い部分真珠層が光の干渉で淡い虹色の輪が輝きます。ピンクパールの場合は虹色のピンクの色が強く出たものになります。
ピンクパールには天然(無調色)と、調色という染色加工処理がされているものとあります。
調色の歴史は古く伝統的に行われており、一般的に施される処理なので過度な調色でなければ宝石の価値は損なわれません。
涙の象徴
パールの歴史は古く、紀元前3200年頃のエジプトでは装飾品はもちろんパールを粉末にして化粧品や薬として使われていました。また古代ギリシアや古代ローマ、古代インドなどでもパールを用いていたことが文献に記されています。
日本にとってもパールは古代より国交の重要な朝貢品として用いていました。中国の「魏志倭人伝」「後漢書」にも日本から贈られたパールが記されています。
乳白色で柔らかな満月のような輝きをもつパールは、「月のしずく」や「人魚がこぼした涙」に例えられ「涙の象徴」とされていました。そのため、相手の喜びや悲しみに寄り添い、敬意を示すという意味合いで、慶事や弔事などのフォーマルな場で身に着けられるようになりました。
ピンクパールの石言葉
- 辛抱強い愛
- 幸せな結婚
こんな人におすすめ!
- 女性らしさを引き出したい
- 邪気を払うお守りとして
- 幸運を呼び込みたい
- 妊娠や出産のお守りがほしい
- 冠婚葬祭のアクセサリーがほしい
相性の良い石
ピンクパール✕ムーンストーン…女性の運気向上
ピンクパール✕コーラル…妊娠・安産のお守り・生命力を高める
ピンクパール✕トパーズ…人間的な魅力を高める
ピンクパールの浄化方法
非常に繊細です。傷が付きやすく、水、酸、汗、高温、湿気に弱く傷も付きやすいので、使用後は柔らかな布で拭いてしまってください。
浴水 | 太陽光 | 月光 | セージ | 塩 | 水晶 | 音 |
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✕ | ✕ | ◎ | ✕ | ✕ | △ | ◎ |
浴水 | ✕ |
太陽光 | ✕ |
月光 | ◎ |
セージ | ✕ |
塩 | ✕ |
水晶 | △ |
音 | ◎ |