乙女座 (8/23~9/22)

【守護石】

サードオニキス

鉱物種  クォーツ(石英)・赤縞瑪瑙(あかしまめのう)
硬度   7
石言葉  情緒の絆・幸せな結婚・健康・夫婦和合・家庭運

カーネリアン・紅玉髄

鉱物種  クォーツ・カルセドニー
硬度   7
石言葉  喜び・友情・勇気・連帯・頭脳明晰・安泰

サファイア

鉱物種  コランダム・鋼玉
硬度   9
石言葉  成功・誠実・慈愛・明晰な思考

プレナイト

鉱物種  プレーナイト・葡萄石(ぶどうせき)
硬度   6-6.5
石言葉  前向き・冷静さ・美しさ・健康

【守護惑星】 水星

【守護神】  神々の使者 ヘルメス

おとめ座ストーリー

じつはギリシャ神話でおとめ座のお話は存在しないので、諸説あるうちのひとつをご紹介します。

この神話の登場人物は全能の神ゼウスと豊穣の女神デーメーテル、二人の娘のペルセポネー、冥界の王ハデス、そして太陽の神ヘリオスです。

この中でおとめ座のモデルは豊穣の女神デーメーテル。

豊穣の女神デーメーテルがいる世界は、いつも穏やかで暖かい気候です。花々は咲き誇り木の実や作物が豊かに実っていました。

ある日のこと。娘のペルセポネーの姿が見えません。デーメーテルは世界中を探し回りましたが、どこにも見当たりません。困ったデーメーテルは、地上の全てを知る太陽の神ヘリオスに尋ねます。

すると「ペルセポネーは冥界の王ハデスに見染められ、妻として冥界に連れていかれた」と教えられます。ショックをうけ悲しんだデーメーテル。ですがハデスの愚行を、夫のゼウスが黙認していたと知り、悲しみは大きな怒りへと変化します。

デーメーテルは神殿にこもり、全てのものを拒絶しました。

豊穣の神デーメーテルが心を閉ざし、世界は一変します。花々は枯れ、木の実や作物も実らず、冷たい風が吹く気候となりました。

世界中の変化を恐れたゼウスは、ハデスにペルセポネーを地上に返すよう命じます。

やっと娘が戻ると、デーメーテルが喜んだのもつかの間、ペルセポネーは冥界を出る直前でザクロの実を4粒だけ食べてしまったのです。 

冥界の食物を口にした者は、冥界からは出てはいけない掟があります。

そのため、ペルセポネーは12か月のうち4か月は冥界に戻ることになり、その4か月間はデーメーテルが嘆き悲しむので世界に冬が訪れるようになりました。 

デーメーテルの娘を思う母性や、慈愛、をサードニクス、カーネリアンが、そして聡明さをサファイヤとプレーナイトがそれぞれ表しているようです。

おとめ座 こんな人

・堅実で几帳面  

・現実主義の常識人  

・好き嫌いが激しい

・冷静で合理的な判断力  

・観察眼が鋭い  

・自分にも他人にも厳しい

・心配性な完璧主義   

・向上心旺盛  

・真面目過ぎて毒舌になることも