
みなさん新しい日本紙幣には慣れましたか?
新紙幣には国の花である桜が描かれていましたね。
それぞれの国には、国の代表する国歌、国花などがあり、国石もあるということをみなさんはご存じですか?
国石(こくせき)とは
その国家を代表・象徴する石(宝石)のことを指します。
多くの国が自国で産出した石を象徴としています。
※歴史的背景や王族が所有する宝石など、自国の産出石でない国もあります。
すなわち、国石を知ることで、石の産地が見えてくるということなのです。
そこで、どんな石が国の石に選ばれているのか、ほんの一部をご紹介しますね。
今回の石はこちら!
ラピスラズリ
ラピスラズリは「ラズライト」を主成分とし、ソーダライト・アウイナイト・パイライトなど複数の鉱物から構成されています。青の色合いはそれらの割合によって変わります。
宝石の中では最古の歴史を持ち、紀元前4000年のメソポタミア文明から始まり、古代エジプト、古代ギリシャ・ローマ、中国などで宗教的な荘厳や神聖さのある「聖なる石」として重宝されてきました。
また宝石の用途のほかに顔料「ウルトラマリン」としても重宝され、ラピスラズリの絵具の価値は純金よりも高く取引されたそうです。
ラピスラズリを国石にしている国
🇺🇿ウズベキスタン
現在は産地ではありませんが、以前は多く採れていたようです。
その証拠に国旗には青・白・緑・赤の4色が使用されていますが、その青は、水と空の意味と、国で多く採れていた"ラピスラズリ"の色を表現していると言われています。
🇨🇱チリ
北南に細長いチリですが、1984年、北部のコムバルバラ地域にラピスラズリが豊富に存在すると宣言されています。また中部コキンボ地方でも大きな鉱脈があり、装飾用に加工されています。
🇧🇴ボリビア
ボリビアというとアメトリンのイメージがありますが、ラピスラズリの産地でもあります。
ボリビアを含む7か国をまたぐアンデス山脈は有用な鉱物が多く、アンデス文明時代から多様な鉱物が採掘されました。