バナジウムクリソベリルの基本情報

名称バナジウムクリソベリル
鉱物種クリソベリル・金緑石
硬度8.5
産地タンザニア・スリランカ・ブラジル

バナジウムクリソベリルの特徴

ダイヤモンド・コランダムに次いで高い硬度を持つクリソベリルは、ベリリウムとアルミニウムの酸化物です。

クリソベリルは一筋の光の筋(シャトヤンシー)が表れるクリソベリル・キャッツアイと、自然光と人工光で赤・赤紫・褐色/緑・青緑などのカラーチェンジをするアレキサンドライトのふたつが特に有名で、クリソベリル種を代表する宝石です。

クリソベリルは黄・黄緑などの発色が多く見られます。

バナジウムが微量成分として含まれるバナジウムクリソベリルは、1994年にタンザニアのマガラで発見され、深い色の青緑や明るいライムグリーンなど青みが強い発色が特徴。

バナジウムによる発色は希少となります。

バナジウムクリソベリルはクロムが含まれているとカラーチェンジするアレキサンドライトになります。

ベリルと思われたクリソベリル

クリソベリルと聞いたとき、エメラルドやアクアマリンが含まれるベリル種と関係があるのでは、と思った方も多いはず。

ヴィクトリア女王やエドワード7世の時代(17世紀~19世紀)、ブリリアントカットのジュエリーがヨーロッパで人気を博していました。この時クリソベリルも人気の宝石でしたが、この時点では「クリソベリル」という宝石は存在しておらず、クリソベリルはエメラルド・アクアマリンと同じベリル(緑柱石)の変種と考えられていました。

クリソベリルがベリルと異なる鉱物であると判明したのは18世紀末のこと。

そこで初めてベリルから切り離され、金色に輝く見た目から、ギリシャ語で金を表す「Chrysos(クリソ)」が付け加えられ、クリソベリルが世間に認識されたのです。

ちなみにふたつの石は主要成分のベリリウムとアルミニウムは同じですが、クリソベリルは酸化鉱物、ベリルはケイ酸塩鉱物です。

バナジウムクリソベリルの石言葉

  • 守護
  • 慈愛

こんな人におすすめ!

  • 常にポジティブになりたい
  • 気持ちに正直でいたい
  • 運気の流れを良くしたい
  • 心にゆとりが欲しい

相性の良い石

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バナジウムクリソベリルの浄化方法

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