ボルダーオパール

ボルダーオパールの基本情報

名称	ボルダーオパール
鉱物種	オパール・蛋白石
硬度	5-6
産地	オーストラリア　クイーンズランド州

ボルダーオパールの特徴

オパールには虹色に輝く「遊色効果」があるプレシャスオパールと、柔らかなミルキーカラーが特徴のコモンオパールに分かれます。

ボルダーオパールは遊色効果のあるプレシャスオパールに分類されます。

ボルダーオパールは白や黒の母岩に虹色の輝きを持つオパールが張り付いた状態の形状をしているので、その見た目からボルダー(岩の塊)オパールの名が付きました。

オーストラリアのクイーンズランド州が主な産地となり、地層を作る推績岩のなかに薄い脈状や帯状で表れます。オパールの層が薄いので母岩ごと採掘され、ドーム状のカボションではなく、母岩とともに平面的に研磨されることが多いです。

オパールの中では比較的乾燥に強い特性があります。

虹色に輝く遊色は、赤、オレンジ、黄、緑、青、紫などの色が見られ、赤の遊色や、遊色効果が鮮やかに見えるほど価値も高くなります。

オパールと目の関係

オパールには古くから「目」にまつわるお話が多いことをご存じですか？

北欧神話の詩歌集「エッダ」に出てくるヴォルンドという鍛冶屋が作る神聖な石「ヤルカシュタイン」は、なんと子どもたちの目から作ったもの。

乳白色の輝きのこの石は、オパールのことだと言われています。ちょっと怖いですね。

中世ヨーロッパでは、オパールは「オフタルミオス（ophthalmios）」と呼ばれていましたが、それも「目の石」を意味する言葉でした。そう呼ばれた理由は、細かい作業をする時に、月桂樹の葉っぱに包んだオパールが目のお守りになったのだとか。

またオパールを持つ者は「姿を消す目くらましができる」とされ、泥棒や盗賊の守護石になっていたといわれます。そんなジンクスが知られているという事は、オパールも悪事には目をつぶることは出来なかったのではないでしょうか。

ボルダーオパールは11月13日の誕生日石です。

相性の良い石

ボルダーオパール✕レッドタイガーアイ…エネルギーを活性化

ボルダーオパール✕ブロンザイト…自分の魅力を引き出す

ボルダーオパール✕レッドジャスパー…仕事運・金運アップ効果

ボルダーオパールの浄化方法

浴水	太陽光	月光	セージ	塩	水晶	音
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