スミソナイトの基本情報
名称 | スミソナイト |
鉱物種 | スミソナイト・菱亜鉛鉱(りょうあえんこう) |
硬度 | 4-4.5 |
産地 | メキシコ・アメリカ |
スミソナイトの特徴
カルサイトと同じ炭酸塩鉱物のグループですが、主成分が「亜鉛」なので性質はかなり異なります。結晶の形は菱面体ですが、結晶化したスミソナイトは非常に稀でレアストーンになります。
多くは球状の集合体の「ブドウ状」や「腎臓状(ブドウ状より粒が大きい)」の塊で見つかります。他にも岩石の表面に張り付いた「皮殻状」や円すいまたは円筒状に集まった「鍾乳状」があります。
本来なら半透明の無色か白色なのですが、微量成分による発色が出やすい性質を持っています。コバルトやマンガンを含めばピンク色、銅は緑色~青緑色、カドミウムが含まれると黄色と、非常にカラフルに変化します。
硬度が低いので原石の状態で流通する事が多いですが、色が美しいものはカボションに加工されることもあります。
名前の由来は神から人へ
実はスミソナイト、かつては別名で呼ばれていました。
その名は「カドモスの石」という意味の「カドメイア」。カドモスはギリシャ神話の王の名前です。大蛇を石で討った逸話を持つカドモスなので、この石が「スミソナイト」なのでしょうか?
「スミソナイト」は19世紀に入ってからの名です。スミソナイトの学名はアメリカのスミソニアン博物館を設立した、イギリスの科学者であり鉱物学者の「ジェームズ スミソン」から名づけられました。
他にもスミソナイトは「カラミン」「ボナマイト」などの呼び名でもかつては呼ばれていました。
「カラミン」はスミソナイトに含まれる痒みを抑える成分なのですが、これもジェームズスミソンが見出したと言われています。
スミソナイトは12月27日の誕生日石です。
スミソナイトの石言葉
- 癒し
- 浄化
- 心身の安定
こんな人におすすめ!
- 心が疲れ果ててしまっている人
- 美容に関心のある人
- 健康になりたい人
相性の良い石
スミソナイト✕ロードクロサイト…生命エネルギーを保持
スミソナイト✕クリスタル…精神の浄化作用
スミソナイト✕ローズ・クォーツ…癒し効果
スミソナイト✕ペリドット…ストレス解消
スミソナイト✕アイオライト…リラックス効果
スミソナイトの浄化・お手入れ方法
浴水 | 太陽光 | 月光 | セージ | 塩 | 水晶 | 音 |
---|---|---|---|---|---|---|
✕ | ✕ | ◎ | △ | ✕ | ◎ | ◎ |
浴水 | ✕ |
太陽光 | ✕ |
月光 | ◎ |
セージ | △ |
塩 | ✕ |
水晶 | ◎ |
音 | ◎ |