チャロアイト

チャロアイトの基本情報

名称	チャロアイト
鉱物種	チャロ石
硬度	5-5.5
産地	ロシア・サハ共和国

チャロアイトの特徴

シベリアのチャロ川流域で発見されたチャロライト。1949年に発見された当時、角閃石の一種と思われていました。
ですが鉱物学者であるべ―ラ・ロゴワ女史の研究により新しい鉱物と判明し、1978年にチャロアイトと命名されました。
「チャロアイト」の名前の由来には、2つの説があります。
1つ目は、ロシアのチャロ川流域で発見されたという説。
2つ目は、ロシア語の「Charo（誘惑する）」という意味から名づけられたという説です。
ひょっとしたら、チャロ川付近で発見された「誘惑する美しさを持つ石」ということで、二つの意味を持つように付けたかもしれませんね。

ベースとなるラベンダーやバイオレットなどといった色は微量成分のマンガンによって発色しています。その中に、灰色・黒・白・黄緑・淡黄などの色味を持つ鉱物がマーブル状の模様となって表れています。
現在はロシアのサハ共和国のムルン山塊にのみで産出される他、採掘量も少ないため希少価値の高い石となっています。

世界三大ヒーリングストーン

チャロアイトは、ラリマー、スギライトと並んで「世界三大ヒーリングストーン」として人気の石。
一般的には「精神的な癒し効果」「人間関係のストレス解放」「浄化作用」「自立心を高め勇気を与える」といわれているようです。
確かに幻想的なマーブル模様を眺めていたら、リラックスできそうですね。
チャロアイトは不透明なものが多いですが、ごくまれに透明度の高い石も採れます。そういった石は「エンジェルシリカ」と呼ばれています。

10月23日・11月1日・11月9日の誕生日石とされています。