ジェダイトの基本情報

名称ジェダイト・翡翠(硬玉)
鉱物種ジェダイト・翡翠輝石
硬度6-7
産地ミャンマー、 ロシア、アメリカ、日本など

ジェダイトの特徴

ジェダイト(翡翠)は文献に記される前より神秘の力を持つ石として世界各地で崇められてきた石です。その歴史は日本が最古とされ、新潟県糸魚川市で7,000年前の縄文時代に石器(石斧)として使用されている翡翠が発見されました。
翡翠といえば緑色のイメージが強いですが、実は多彩なカラーバリエーションがあります。

白・緑・黄・赤・水色・オレンジ・藤色・黒など。
その中で最高級といわれるのが「琅玕(ろうかん)」と呼ばれる、青碧色(青みがかった緑)の半透明の翡翠です。中国の清朝末期の皇帝妃・皇太后が琅玕をこよなく愛したのは有名な話。

漢字で記される翡翠は「翡」は赤を意味し「翠」は緑を意味します。
本来、翡翠は水辺にすむ小鳥「カワセミ」のこと。カワセミは羽が緑色、腹部が赤色、背から尾にかけては青色の美しい鳥です。それらの色を持つジェダイトを、人は翡翠玉(ひすいゆう)と名付けました。しかしいつのまにか「玉」がなくなり、色を表す「翡翠」だけが名として残りました。

バーバラのジェダイト

ジェダイト(翡翠)のジュエリーで世界最高価格となったのが、資産家で世界的ジュエリーコレクターである米国人バーバラ・ハットンが所有していた「ハットン・ムディヴァーニ・ネックレス」です。
もとは中国・清王朝の高位メンバーが所有していたものとされる、大ぶりの琅玕が27個も連なったネックレスは、バーバラの最初の夫ムディバーニ王子(王族と詐称)との結婚祝いでバーバラの父が娘に贈ったものでした。

しかしこのネックレスはバーバラの手を離れ、第二次世界大戦の前にはヨーロッパに渡り、1980年代にはオークション市場にたびたび登場しています。

そして2014年4月7日、サザビーズ香港オークションに出品された際、カルティエが落札予想額の2倍以上となる2740万ドル(約29億円)で落札し、当時は大きな話題になりました。

5月の誕生石であり、4月20日の誕生日石です。

ジェダイトの石言葉

  • 繁栄
  • 長寿
  • 安定

こんな人におすすめ!

  • 忍耐力が欲しい
  • 本来の自分の力をはっっきしたい
  • 人徳が欲しい
  • 人間関係を円滑にしたい
  • 仕事を成功させたい

相性の良い石

ジェダイト✕ホワイトオニキス…気持ちをリフレッシュさせる

ジェダイト✕スギライト…自分の魅力を引き出す

ジェダイト✕カーネリアン…学業・ビジネスの目標達成

ジェダイト✕ホワイトコーラル…幸せで家庭円満

ジェダイトの浄化・お手入れ方法

長時間日光に当たると色褪せることもあるので注意が必要です。

浴水太陽光月光セージクリスタル
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