オブシディアン

オブシディアンの基本情報

名称	オブシディアン・黒曜石
鉱物種	非晶質火山ガラス
硬度	5-6
産地	メキシコ・アメリカ・アイスランド　ほか

オブシディアンの特徴

艶やかで深みのある黒が特徴のオブシディアン。
オブシディアンは噴出したマグマが、急速に冷えて固まったもので、天然ガラスの一種です。
その歴史は非常に古く、旧石器時代の頃よりオブシディアンは道具や武器として使用されていました。
割れた先端は、薄く鋭いため非常に切れ味が良く、矢じりや槍の穂先としても用いられ、獲物の解体や儀式に使われていたと考えられています。
映画「もののけ姫」で故郷を去る主人公・アシタカに、村の娘・カヤが渡した玉(ぎょく)の小刀がオブシディアンですね。

魅惑的なオブシディアンをご紹介

「艶のある漆黒の石」のイメージが強いですが、実はさまざまなバリエーションがあるのです。インクルージョン(内包物)による模様が出ているものも多く、特別に名前をつけて愛好家に珍重されることも。

・レインボーオブシディアン
光によってピンク・ゴールド・緑など、虹のような輝きを見せてくれます。

・ゴールデンオブシディアン
角度を変えると漆黒の中にゴージャスな金の輝きが。

・シルバーオブシディアン
艶ややかな漆黒に浮かぶのは、夜空のように落ち着いた銀の輝き。

・フラワーオブシディアン
ピンク・オレンジ・ベージュなど暖色系の模様が黒ベースに入っている石。アジアンテイストの小花模様にも見えるのが特徴。

・マホガニーオブシディアン
赤みのあるブラウンカラーに黒の模様が散った石。柔らかい雰囲気が特徴。

・スノーフレークオブシディアン
白、グレー、ブラックからなるモダンなモノトーン模様。

・アイスオブシディアン
ガラス特有の透明感を持つ。半透明のものから無色透明に近いものまで。

・スパイダーウェブオブシディアン
黒ベースにグリーンを帯びた蜘蛛の巣状の模様。シックでありつつ和の雰囲気も。

7月6日の誕生日石です。