ラピスラズリの基本情報

名称ラピスラズリ
鉱物種ラズライト・青金石 など
硬度5-5.5
産地アフガニスタン・チリ・ミャンマー など

ラピスラズリの特徴

ラピスラズリは「ラズライト」を主成分とし、「ソーダライト」「アウイナイト」「パイライト」などの数種類の鉱物から構成されています。ラピスラズリの青色は、それらの含み具合によって違ってきます。

「ラズライト」の粒子が多いほど深みのある青になります。
また、「パイライト」を含むと夜空に星が輝くように深い青に金色が浮かび、「カルサイト」を含むと青地に白い雲のような模様が表れます。

古代ローマの博物学者プリニウスが「星のきらめく天空の破片」と表現したように、その青はクリアな輝きを放つ美しさではなく、宇宙のような紫がかった深い瑠璃色が特徴です。

金よりも価値がある青

ラピスラズリは、紀元前より「聖なる石」として崇められてきました。
古代エジプトでは「真理を表す石」とされ、エジプト王ツタンカーメンの副葬品のマスクにもラピスラズリはふんだんに使用され、黄金と青の美しいコントラストは王の絶大なる権力を、永遠不変の真理として表しています。

ラピスラズリは、顔料としても有名です。
砕いたラピスラズリと蝋(にかわ)を混ぜた岩絵の具は数々の名画に使用されています。
その青色は、海を越えてもたらされたということから、「ウルトラマリンブルー」と呼ばれ、画家達に大変人気がありました。ラピスラズリの絵具の価値は純金よりも高く、画家達は大変苦労したそうです。

画家の中でもフェルメールは安価な材料もあったというのに、最後までラピスラズリの青にこだわったと言われています。
彼がラピスラズリを使用して描いた名画「青いターバンの少女」や「牛乳を注ぐ女」は、いま現在でも人気のある作品です。

ラピスラズリは9月と12月の誕生石とされ、9月19日の誕生日石です。

ラピスラズリの石言葉

  • 聖業
  • 危機を乗り切る
  • 健康
  • 愛和
  • 成功

こんな人におすすめ!

  • 邪気を防ぐ魔除けのお守りとして
  • 判断力と洞察力を上げたい
  • 癒されたい
  • 創造力を豊かにしたい

相性の良い石

ラピスラズリ✕ターコイズ…あらゆることから身を守る

ラピスラズリ✕ラブラドライト…危険を回避

ラピスラズリ✕シーブルーカルセドニー…対人トラブルを防止

ラピスラズリ✕フローライト…受験や資格の合格祈願

ラピスラズリの浄化・お手入れ方法

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