チューライトの基本情報

名称チューライト・桃簾石(とうれんせき)
鉱物種ゾイサイト
硬度6‐7
産地ノルウェー・オーストリア・オーストラリア ほか

チューライトの特徴

チューライトは1820年にノルウェーのテレマルク県にあるソーランドで発見されました。
アルミニウムとカルシウムが主成分となるケイ酸塩鉱物であり、ゾイサイトの一種となります。ゾイサイトの中でも微量成分のバナジウムでブルーに発色したものは「タンザナイト」、微量成分のクロムでグリーンに発色したものは「アニョライト」、そしてマンガンの微量成分により、ベビーピンク~濃い赤色のものを「チューライト」と呼びます。
別名として「ピンクゾイサイト」や「ロザリン」と呼ばれることも。

名前の由来は諸説あります。チューライトがノルウェーで多く採れたことから、北欧神話に登場する「テュール島」が語源となった説や、同じく北欧神話の軍神であり天空神の「テュール」から、という説があります。どちらにしても北欧との深い繋がりを感じる石ですね。

北欧神話の中で、テュール島は「世界の果てにある」と語られている場所です。そのこともあり、チューライトには「新発見」「未知」といった意味があります。

チューライトは日本の新潟県糸魚川でも産出し、「紅翡翠(べにひすい)」や「ピンク翡翠」などと呼ばれていますが、もちろん翡翠ではありません。さらに、糸魚川産のものはチューライトではなく同質異像体(同成分で結晶が違う鉱物)のクリノチューライトなのでは、ともいわれています。

チューライトの石言葉

  • 癒やし
  • 慈愛
  • 知性

こんな人におすすめ!

  • 女性性を高めたい
  • 周囲と良好な関係を築きたい
  • 良縁・子宝に恵まれたい
  • 積極敵に活動したい
  • インスピレーションを高めたい

チューライトの楽しみ方

明るいピンクカラーはワンポイントのブレスレットにしてみるのはいかがですか?
胸元で揺れるネックレスにしても素敵ですね。
相性の良いホワイトシェルと並べてみるのも、白✕ピンクの組み合わせで気持ちも明るくなりそう!

相性の良い石

良縁に恵まれる…アメジスト

家族愛・母性愛…ホワイトシェル

目標達成…ガーネット

金運アップ…ルチルクォーツ

相性の悪い石

相手の効果を打ち消してしまう…クンツァイト

チューライトの浄化・お手入れ方法

水・紫外線・塩には弱いです。
硬度は高いですが、衝撃が加わると一方方向に欠けるのでご注意を。

浴水太陽光月光セージクリスタル
浴水
太陽光
月光
セージ
クリスタル