マリガーネットの基本情報

名称マリガーネット
鉱物種灰礬柘榴石・灰鉄柘榴石・グロッシュラー・アンドラダイト ガーネット
硬度7
産地マリ共和国・タンザニア・マダガスカル・スリランカ

マリガーネットの特徴

ガーネットの化学組織は変化が幅広く、成分の割合によって色味が変わります。
ガーネットの名称は赤い色とその形からラテン語でザクロを意味するグラナトゥスが語源とされています。

以前はルビーに次いで赤い石の代表と言われていましたが、現在ではほぼすべての色味が知られています。マリガーネットも赤ではなく、透明感溢れる鮮やかな緑色の石。
その特徴ある色は、カルシウムを多く含む系統の「グロッシュラ―」と「アンドラダイト」によるものです。マリガーネットの色は緑・黄色・茶色などですが、グロッシュラ―の成分が強いと緑系に発色し、アンドラダイトが強いと赤茶色に発色します。
他にもバイカラー(2色)やパーティーカラー(2色以上)など、一つの石に数種類の色が混じっているものもあります。

そしてごく稀にですが、変色効果(アレキサンドライト効果)を持つマリガーネットもあります。これは蛍光灯の下ではくすみカラーの黄緑、白熱灯の光の下では茶色、と違う色を見せてくれるのです。マリガーネットでこの特徴を持つ固体は、非常に稀なので、もしその特性を持つ石が手に入れられたら、とてもラッキーな事ですね。

マリガーネットは1994年にマリ共和国のケイズ(カイ)で発見された、比較的新しい石です。なので制定された誕生日はまだありませんが、
ガーネットは一月の誕生石です。

マリガーネットの石言葉

  • 挑戦
  • 自立

もともとガーネット自体が非常に強いパワーを持つ石。
その中でもマリガーネットは複数のガーネットが組み合わされている石なので、持ち主を良い方向へ導いてくれます。

こんな人におすすめ!

  • 達成したい目標がある
  • 壁を突破するパワーが欲しい
  • 創造力を高めいいアイデアを生み出したい
  • 新しい事に意欲的にチャレンジしたい
オレゴンサンストーン

マリガーネットの楽しみ方

輝きに影響する屈折率が、ルビーやサファイヤと同じ1.77を誇るマリガーネット。
水晶のさざれ石の上に飾るだけでも、光のきらめきを楽しめます。
ただし直射日光は避けてくださいね。

相性の良い石

仕事運・金運……シトリン

良縁・復縁……ロードクロサイト

人間関係を良好にする……アクアマリン

問題解決……カーネリアン

マリガーネットの浄化・お手入れ方法

マリガーネットは大体の浄化方法に適応します。汚れが気になるときは、ぬるま湯につけてスポンジなどで優しく洗いましょう。その後はしっかりと拭いて、水分が残らない様に。

浴水太陽光月光セージクリスタル
浴水
太陽光
月光
セージ
クリスタル