ルビーの基本情報
名称 | ルビー・紅玉 |
鉱物種 | コランダム・鋼玉 |
硬度 | 9 |
産地 | ミャンマー、スリランカ、タイ ほか |
ルビーの特徴
ルビーはダイヤモンドに次ぐ硬度を持つコランダム(鋼玉)の宝石になります。
色が豊富なコランダムですが、「ルビー」と名付けていいのは赤のみとされ、その他の色は全てサファイアとなります。
名の由来は、ラテン語で赤を意味する「Ruber」から。
ルビーは微量に含まれるクロムによって発色し、クロムが多いと赤黒く、少ないとピンクに近い色合いになります。
ルビーのカラーは主に3種類。
一つ目は最高品質とされる「ピジョンブラッド(鳩の血)」。
ピジョンブラッドはクロムの量が1%程度と絶妙なバランスであることから、鮮やかな深紅に。
二つ目はピジョンブラッドよりも黒味が強い赤色の「ビーフブラッド(牛の血)」。
鉄分を多く含むため、重厚感がある落ち着いた赤色に。
三つめはルビーの中でも特に明るい「チェリーピンク」。
上の二つに比べるとクロムの含有量が少ないので、かわいらしい印象です。
宝石の女王
権力者たちに繁栄や富をもたらすと身に着けられた歴史から、ルビーは「宝石の女王」と呼ばれてきました。気品の象徴であるイメージは、いま現代まで受け継がれています。
中世ヨーロッパの肖像画で、ルビーが描かれているものの大半は体の右側に描かれています。これは積極性を意味する右側にルビーを身に着けることで、ルビーの持つ情熱的な力を得ると信じられていたからです。
突然ですが結婚記念日にそれぞれ名前があるのをご存じですか?
1年目は手紙を贈る紙婚式。2年目はハンカチなどを贈る藁婚式(綿婚式)。
1年目~15年目までは毎年、それ以降は5年ごと夫婦で愛情と感謝を伝え合う日とされています。
その中で40周年の記念日が「ルビー婚式」。
長年連れ添った感謝の気持ちを込め、ルビーを贈りあうのも素敵ですね。
ルビーは7月の誕生石とされています。
ルビーの石言葉
- 情熱的な愛
- 仁愛
- 威厳
- 独立
こんな人におすすめ!
- 情熱的になりたい
- 恋愛のライバルに勝ちたい
- カリスマ性が欲しい
- 意思の強い人になりたい
- 生命力を高めたい
相性の良い石
ルビー×ムーンストーン…女性特有の不快な症状をやわらげる
ルビー×ロードナイト…愛情や母性、友愛をもたらす
ルビー×オパール…憂鬱解消・肉体の活性化
ルビーの浄化・お手入れ方法
浴水 | 太陽光 | 月光 | セージ | 塩 | クリスタル | 音 |
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◎ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
浴水 | ◎ |
太陽光 | △ |
月光 | ◎ |
セージ | ◎ |
塩 | ◎ |
クリスタル | ◎ |
音 | ◎ |