オレゴンサンストーン

オレゴンサンストーンの基本情報

名称	オレゴンサンストーン（曹灰長石）
鉱物種	灰長石（かいちょうせき）
硬度	6
産地	アメリカ,オレゴン州・チベット

オレゴンサンストーンの特徴

オレゴンサンストーンの名称でdifferenceeでもお取り扱いがある宝石で、オレンジピンクのカラーから黄色系・グリーン系や色が混ざり合うバイカラーのものまで存在します。

一番の特徴はアベンチュレッセンスとよばれる独特の煌めきです。

サンストーン独特のきらめきは小さな金属の内包物（インクルージョン）による影響があります。主に銅が内包されている場合、この粒子が個性的な反射を生み、独特の煌めきが生まれます。これが「アベンチュレッセンス」です。ちょっと大袈裟に言うと、宇宙のような天の川のような・・・そんな印象を受ける独特の美しさです。

サンストーンはカボション・カットされることの多い宝石ですが、美しい輝きをみせるためにファセットカットされるものもあります。

アメリカで唯一の“州の宝石（State Gemstone）”

オレゴンサンストーンは 1987年、オレゴン州の公式宝石に認定 されました。
アメリカの広い土地の中でも、宝石として州のシンボルに選ばれたのは非常に珍しく、
“オレゴンの誇り” として大切に扱われています。

ネイティブアメリカンの伝説

オレゴンの先住民である パイユート族（Paiute） にはこんな伝説があります。

戦いで傷ついた巨人の戦士の血が大地に落ち、その血が石に宿り赤く光った。
その石は、戦士の魂と太陽の力を秘めた“守りの石”になった。

この「血による赤い輝き」という部分は、
実際にサンストーンの赤色が 銅の含有 から生まれていることと結びつき、
伝説が現実の科学とリンクする美しいストーリーとして語られています。

楽しみ方

一言にオレゴンサンストーンと言っても、色味やインクルージョンの違いで多くの個性を生み出す宝石です。

オレゴンサンストーンだけでも数多の表情が楽しめることは間違いありません。たくさんの種類を集めたあとは、このオレゴンサンストーンを追求する旅に出るのも良いかもしれません。お気に入りの煌めきや色の組み合わせを探す旅はきっとワクワクすると思います。

実際にオレゴンサンストーンを仕入れた際は、それぞれの個性が豊かで撮影しながら心が弾んできます。１粒それぞれが個性があり、撮影しながら違いを楽しむこで時間を忘れてしまうことも多々あります。

インクルージョンの個性を感じながら、自分だけの一石を見つける喜びがオレゴンサンストーンには存在します。

オレゴンサンストーンの浄化・お手入れ方法

浴水	太陽光	月光	セージ	塩	音
◎	◎	◎	◎	◎	◎

名称もカラーも様々な種類があるサンストーン。個人的に好きなサンストーンはオレンジですが、様々な種類があることも確か。
インクリュージョン好きにはたまらない魅力をぜひご覧ください！