ピンクトルマリンの基本情報
名称 | ピンクトルマリン/ルベライト |
鉱物種 | エルバイト・リチア電気石 |
硬度 | 7 |
産地 | ブラジルのミナス・マダガスカル・ナミビア ほか |
ピンクトルマリンの特徴
トルマリンはホウ素を含んだ5分類13種類からなるケイ酸塩鉱物のグループです。
結晶は片方は尖り、片方は平面という両端が異なる形の「異極像」であり、圧力・熱・摩擦などで静電気を帯びる性質をもつため「電気石」または「エレクトリックストーン」の別名があります。
種類によっって含有元素が異なるため、驚くほど多彩のカラーバリエーションがあります。
色鮮やかな濃いピンク~赤色のピンクトルマリンはグリーントルマリンに並んで人気のある石です。ピンク色の発色要因は微量成分のマンガンによるもので、赤に近くやや紫色を帯びたものは「ルベライト」と呼ばれ、褐色を帯びた赤い石は「ドラヴァイト」といいます。
ルベライトはラテン語で「赤みを帯びた」という意味のルべラスが由来とされます。
ルビーと間違えられたルベライト
赤に近い濃い色を持ったルベライトは、ルビーと混同されてきた歴史があります。
もっとも有名なのがロシア・ロマノフ王朝の家宝とされてきた、「いちごの彫刻」。
透明度はあまりありませんが、その大きさはなんと世界最大といわれる260カラット以上もあるルベライト。長らくルビーだと思われていましたが、ソビエト時代の鉱物学者により、ルビーではなくルベライトだと判明したそうです。
もう一つ、ルビーと思われていた有名なルベライトとして、14世紀後半に制作された代々チェコ王室の戴冠式に使われていた王冠があります。
重厚なゴールドの王冠に、縦に並んだ青いサファイアと赤いルビーの存在感は圧倒的ですが、ルビーだと思われていた赤い石は、ルベライトだと判明しています。
ピンクトルマリンは10月の誕生石です。
ピンクトルマリンの石言葉
- 広い心
- 貞節
- 思慮深さ
こんな人におすすめ!
- 逆境や停滞期から抜け出したい
- 精神的に強くなりたい
- 良縁を引き寄せたい
- 美的感覚を磨きたい
相性の良い石
ルベライト✕ローズクォーツ…恋愛運アップ・失恋から立ちなおる効果
ルベライト✕アクアマリン…幸福な結婚へと導く
ルベライト✕ピンクオパール…片思い成就に効果
ルベライト✕ダンビュライト…自分らしく生きるサポート
ピンクトルマリンの浄化・お手入れ方法
浴水 | 太陽光 | 月光 | セージ | 塩 | 音 | 水晶クラスター |
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◎ | ✕ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ |
浴水 | ◎ |
太陽光 | ✕ |
月光 | ◎ |
セージ | ◎ |
塩 | ◎ |
音 | 〇 |
水晶クラスター | ◎ |