ゴシェナイトの基本情報
名称 | ゴシェナイト |
鉱物種 | ベリル・緑柱石 |
硬度 | 7.5-8 |
産地 | アメリカ(ゴーシェ地方)・マダガスカル・ナミビア ほか |
ゴシェナイトの特徴
ベリルと言えばグリーンのエメラルドや水色のアクアマリンが有名ですが、色で分類した時に、“無色透明に近い”ベリルを「ゴシェナイト」と呼びます。
なぜ“近い”というのかといえば、産出されるほとんどは、他のベリルの特徴であるアクアマリンのブルーや、モルガナイトのピンクの色味などが混じってしまうため、完全なカラーレスはめったに出ないからです。
完全に無色透明のものは「ホワイトベリル」と呼ばれ、かなりのハイレアストーンになります。
また他の色味のベリルがインクルージョンとして含まれたゴシェナイトは、「ファントム・ゴシェナイト」と呼ばれ、含まれるインクルージョンのパワーが集結するパワーストーンとして注目されています。
ゴシェナイトの名の由来は、1844年に米国マサチューセッツ州ハンプシャー郡ゴーシェンで発見されたことから命名されました。
ダイアモンドの模造品
屈折率が高く、ブリリアントカットの形に施すとダイヤモンドに似た輝きを放つことから、ゴシェナイトはダイヤモンドの模造品として多く流通していました。
18世紀のヨーロッパでは貴族階級の男性が片眼鏡(モノクル)のレンズとして利用されていたほか、上流夫人が知的に見せるために、必要もない鼻メガネをかけたり、舞踏会やオペラハウスで他人を観察するため望遠鏡を扇子に仕込んでいたり、当時の人々にとって鏡は富や階級を表すアイテムであり、好奇心と実用性を満たすステイタスシンボルでもありました。
ドイツ語で眼鏡は「ブリレ(brille)」といいます。これは「ベリル(Beryl)」が語源といわれていますが、ゴシェナイトがレンズとして活用されたゆえんでしょうか。
ゴシェナイトは5月18日の誕生日石です。
ゴシェナイトの石言葉
- 気品
- 優雅
- 聡明
- 幸運
こんな人におすすめ!
- 正直になりたい人
- 他人に嘘やお世辞に騙されやすい人
- 自分のことがよく分からない人
- パワーがあり過ぎもしくはなさ過ぎという人
- 極端な考えに陥りやすい人
- 日々の幸せを感じたい人
相性の良い石
ゴシェナイト✕ブラックスピネル…環境改善効果や魔除け効果
ゴシェナイト✕アメジスト…精神バランスを整え霊性を高める
ゴシェナイト✕ムーンストーン…目標達成や魅力アップ
ゴシェナイト✕アクアマリン…周囲の人との絆を深め良好な関係に導く
ゴシェナイトの浄化・お手入れ方法
浴水 | 太陽光 | 月光 | セージ | 塩 | クリスタル | 音 |
---|---|---|---|---|---|---|
◎ | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
浴水 | ◎ |
太陽光 | 〇 |
月光 | ◎ |
セージ | ◎ |
塩 | ◎ |
クリスタル | ◎ |
音 | ◎ |