パパラチアサファイアの基本情報
名称 | パパラチアサファイア・藍玉(らんぎょく) |
鉱物種 | コランダム |
硬度 | 9 |
産地 | スリランカ、マダガスカル、タンザニアなど |
パパラチアサファイアの特徴
サンスクリット語(シンハリ語)で「蓮の花」の意味をもつ「パパラチアサファイア」。
パパラチアサファイアの色に世界共通となる明確な定義はありませんが、オレンジとピンクの中間の色味のサファイヤに名付けられます。
ピンクの色味が強いのは「ピンクサファイア」になり、オレンジの色味が強いのは「オレンジサファイア」と名付けられ、パパラチアサファイヤの色範囲は非常に狭く、それゆえに「幻のサファイア」と呼ばれるほど。
なかなか手に入らない石として、パパラチアサファイアを筆頭に、アレキサンドライト・パライバトルマリンが「世界3大希少石」の名に上げられています。
サファイアは古い歴史を持つ石ですが、もっとも古い産地はスリランカの漂砂鉱床です。採掘は、仏陀の時代と言われている紀元前624年~544年より、もっと前でした。場所はラトゥナプラの近くで始まりました。
シンハラ語で「宝石の町」を意味するラトゥナプラは、同じコランダム種のルビーの産地としても有名ですが、パパラチアサファイアと最高級のスターサファイアは、ラトゥナプラが唯一の産地と言われていました。
しかし近年の採掘の発展で、マダガスカル・マレーシアなど別地域でも産出するようになっています。しかし2001年、マダガスカル産のパパラチアサファイアが、表面だけを加工して、パパラチアサファイアに見立てていたことが発覚されました。
そのせいで、「パパラチアサファイアはスリランカ産のみ」と、他で産出されたパパラチアサファイアを認めない愛好者も多くいます。
パパラチアサファイアは4月8日の誕生石です。
パパラチアサファイアの石言葉
- 信頼
- 慈愛
- 知恵
- 安心
- 一途な愛
こんな人におすすめ!
- 人生を豊かにしたい
- 家族を守り愛情を育みたい
- より良い環境で生活したい
- 恋愛や対人関係において苦手意識をなくしたい
- 自分らしさを大事にしたい人
パパラチアサファイアの楽しみ方
愛情と深い結びつきのある石ですので、「ハートの近くに置く」という意味でネックレスがおすすめです。出来れば、チェーンはやや長めに。
相性の良い石
恋愛運をアップ……ローズクオーツ
精神安定……オパール(白)
魅力アップ・目標達成……ダイヤモンド
積極性や自信を出す……ルビー
相性の悪い石
お互いの力が発揮できない……インカローズ
パパラチアサファイアの浄化・お手入れ方法
硬度のある石なので普段のお手入れは布で優しく拭く程度で大丈夫です。
紫外線に弱いので長時間の太陽光はおすすめしません。
浴水 | 太陽光 | 月光 | セージ | 塩 | クリスタル | 音 |
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△ | × | ◎ | ◎ | △ | ◎ | ◎ |
浴水 | △ |
太陽光 | × |
月光 | ◎ |
セージ | ◎ |
塩 | △ |
クリスタル | ◎ |
音 | ◎ |